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旅行の子供料金は何歳から?気になるポイントを徹底解説

2024-03-04

子連れで旅行を予約するときに気になる「子供料金」。何歳から料金がかかるのでしょう?大人料金の何割くらいが必要で、いつまで子供料金なのでしょうか??
海外航空券、国内航空券、ホテル、きっぷ、パッケージツアーなど、決まりはそれぞれ異なります。今回は旅行予約での子供料金について、申し込み方法ごとに分けてご説明します。旅行初心者の方必見です!

海外航空券の子供料金

海外航空券は子供の年齢によって、以下のように料金が設定されています。
■2歳未満:幼児運賃
座席を使用せず大人の膝の上に乗る場合は大人運賃の10%ほどとなりますが、路線や運賃の種類によって割引率が異なります。座席が必要であれば小児運賃の扱いとなります。
■満2歳以上12歳未満:小児運賃
原則として大人運賃の75%ほどですが、こちらも路線や運賃の種類によって割引率が異なります。格安航空券や格安航空会社(LCC)では設定がない場合も。
■満12歳以上:大人運賃
小学生でも、12歳の誕生日を迎えたら大人の運賃と同額です。

機内食が提供される路線では、子供用に特別な機内食をリクエストできます。幼児運賃は座席がないためリクエストできない航空会社もありますが、受け付けてもらえる会社では基本的にベビーミール(幼児用のメニュー)が用意されます。ベビーミールは離乳食がメインとなることも多く、すでに大人と同じような食事をされている年齢のお子さんには物足りなく感じるかもしれません。
小児運賃のお子さんと同じチャイルドミールのリクエストを受けてくれる航空会社もあるため、航空券を予約する際に必ずHPなどで確認しましょう。ベビーミールしか用意してもらえない場合はリクエストせず、大人用を取り分けてあげてもいいかもしれませんね。

国内航空券の子供料金

国内航空券は海外航空券とは規定が異なります。
■3歳未満:無料
座席なしの場合は同伴の大人1名につき幼児1名まで無料が基本ですが、航空会社によっては追加料金がかかることもあります。
■満3歳以上12歳未満:小児運賃
原則として大人運賃の50%ほどとなりますが、運賃の種類によって割引率が異なります。格安航空券やLCCでは設定がない場合も。
■満12歳以上:大人と同額
小学生でも、12歳の誕生日を迎えたら大人の運賃と同額です。

ホテル、旅館の子供料金

宿泊施設の子供料金は少し複雑です。
ホテルの場合は「13歳未満は1名添い寝無料」「小学生以下は半額」など、施設によって設定がさまざま。「18歳以下添い寝無料!」なんていうホテルもあります。消防法に基づいて1室あたりで宿泊できる定員が決められているので、その定員によって添い寝できる人数に上限があります。
なお、添い寝とは文字通り、1つのベッドで大人と子供が一緒に寝ること。寝具やアメニティ、食事などがない代わりに無料となります(施設によって条件が異なります)。
ビジネスホテルなどでは未就学児のみ添い寝可、小学生以上は大人料金というところもあります。

パッケージツアーの子供料金

ここまでは航空券、ホテルを別々で手配する場合のお話をしてきました。では航空券などの交通機関とホテルがセットになったパッケージツアーの子供料金はどうなのでしょうか?
幼児料金、子供料金が適用となる年齢は、ツアーで利用する交通機関の規定に準ずるのが基本です。
料金設定は「大人料金の半額」「子供一律●万円引き」というように、旅行会社、商品ごとに異なります。ツアータイトルに家族旅行、ファミリーおすすめと書かれているコースがあれば、子供料金がお得に設定されていることも。

列車の子供運賃・料金

列車のきっぷはどうなのでしょうか。
JRなど鉄道各社では、原則として以下のように区分されます。
乳児:1歳未満
幼児:1歳〜6歳未満
こども:6歳〜12歳未満
航空券と異なるのは、6歳でも小学校入学前は幼児、12歳でも小学生ならこどもに区分される点。

子供の年齢は正しく申告!

家族旅行では一人ずつの金額を見るより合計金額を見て、どの予約方法がお得なのか比較することが重要となります。
子供が成長すると、ツアーパンフレットや航空券の価格を見て「え!こんなにかかるようになるの!?」とびっくりしてしまいますよね。
ついこの前誕生日迎えたばかりだし、うちの子は身長が小さい方だし、年齢をごまかして乗せてしまおうか……、なんて考えはNGです!
国内旅行、とりわけ鉄道での旅行だと子供の年齢を確認される機会はあまりありませんが、年齢をごまかして申し込むことは契約違反となり、パッケージツアーであれば相違が認められると取り消されることも。何より子供に「年齢を聞かれたら●歳って言いなさいよ」なんて言えませんよね。
子供料金は、安全に旅行するために設定されているという側面もあるのです。快適に安心して旅行するためにも、年齢の規定は必ず守りましょう。
※本記事は子供料金の概要を説明したものです。規定、金額は各社で扱いが異なります。申込・購入時に必ず確認しましょう。

【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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