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未成年だけで海外旅行に申し込める?準備と気をつけたいポイントを解説

2022-09-29

修学旅行や家族旅行などで、小さな頃から海外旅行に慣れ親しんでいる方も多いでしょう。さて未成年だけで海外旅行を申し込むことはできるのでしょうか。また申込みにあたって必要な手続きはあるのでしょうか。卒業旅行や学生旅行など未成年同士で海外旅行に出かける際に必要な手続き、および注意点などをご紹介します。
※当記事は未成年同士の旅行について概要を説明したものです

未成年は渡航・宿泊できない国がある

まず旅行会社のパッケージツアーを申し込む際、多くの旅行会社が「15歳未満、もしくは中学生以下の参加者は保護者の同行」を参加条件としています。また15歳以上の場合でも、20歳未満(アメリカは21歳未満)の旅行者は滞在先によって制限があります。
代表的なのはアメリカとカナダ。一部の州は18歳未満の旅行者のみでの旅行・宿泊が禁止されています。また韓国も19歳未満の旅行者同士の申し込みは受付けていません。

未成年の渡航同意書とは?

未成年の渡航同意書とは未成年が単独で渡航する際に提示する書類です。またアメリカなど一部の国では未成年と親権を持つ片方の親が一緒に渡航する場合も、渡航同意書が必要とされています。これはハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)によって、子供の連れ去り防止のために規定されているものとなります。
なお同意書の提示は担当した入国審査官が必要か判断するため、携行が望ましいとされる国でも、入国審査官によっては提示を求められない場合もあります。しかし万一手元にない状態で求められた場合、別室に連れて行かれて質問をされたり、最悪入国が拒否されることも。なるべく用意をしておいた方がよいでしょう。

予約時に気をつけること

旅行会社にてパッケージツアーを予約をする際は、まず旅行会社に相談しましょう。旅行に詳しいスタッフが予約の可否や必要な手続き等について案内してくれるはずです。また旅行会社のツアーに申し込めば、予約時から旅行中まで旅行会社に相談できます。海外旅行に慣れていない場合や言葉に不安がある場合は利用するとよいでしょう。ツアーに参加していれば家族や保護者も安心ですね。
なおこれまで説明した入国審査時に提出する渡航同意書とは別に、旅行会社にツアー参加に対する同意書を提出する場合があります。旅行会社の指示にしたがって作成しましょう。

旅行中に気をつけること

未成年が旅行する場合、旅行中に気をつけたい点についてご紹介します。
・海外旅行保険に加入しておく
海外の病院で治療を受ける場合、日本の健康保険は使えません。海外旅行保険は必ず加入しておきましょう。現地でトラブルが起きた場合は保険会社のサポートデスクに相談できる点も安心です。
・クレジットカードの使いすぎに注意
海外旅行をきっかけに初めてクレジットカードを作ったり、家族カードを持参したりする方も多いはず。使いすぎに気をつけましょう。

まずは渡航先と旅行会社に確認を!

未成年同士の海外旅行は大人が同伴する旅行よりも事前の調査や準備が必要。難しい用語もたくさん出てくるため、旅行者だけで手配せず、親権者や保護者と一緒に確認をして準備・手配を進めていくとよいでしょう。
また未成年同士の旅行は安全第一!多少割高になっても出発時から旅行終了時まで添乗員が同行する、添乗員同行ツアーに参加するのもおすすめです。夏休みや春休みには各旅行会社が学生向けのお得なツアーを発売します。しっかり準備をして思い出をたくさん作ってくださいね。
※当記事は未成年同士の旅行について概要を説明したものです。旅行を計画する際は必ず大使館や旅行会社に最新情報を確認して下さい。

【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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