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インド旅行での両替!インドルピーに替えるおすすめの方法は?

2022-09-29

タージマハルをはじめとした多くの世界遺産を擁し、エキゾチックでカオスな雰囲気が漂う魅惑の国インド。そんなインド旅行で気になるのが、現地でのお金の扱い方。あまり馴染みのないインドの通貨は、どこで両替できるのでしょうか。
そこで今回はインドのお金の基本や両替が出来る場所、滞在に必要な現金などについてご紹介します。両替時に気を付けたいポイントやクレジットカード利用についても触れていきますよ。

インドルピーのレートは?インドのお金について

まずはインドの通貨、インドルピーについてご紹介します。
・単位
インドルピー。通貨記号は「₹」で、デーヴァナーガリー文字の「ラ」の音を表す文字と、アルファベットの「R」を図案化したもの。「Rs」「INR」とも表記。
・レート
2019年9月現在のレートで、1ルピー=約1.5円。
・紙幣
2000、500、200、100、50、20、10、5ルピーの8種類。以前は1000ルピー紙幣も流通していたが、2016年の高額紙幣廃止により1000ルピー札は廃止された。
・硬貨
10、5、2、1ルピーの4種類。

インドルピーはどこで両替できる?

続いて、インドルピーはどこで両替できるのでしょうか?
インドルピーは原則として、インド国外への持ち出しが禁止されています。その為、日本を出発する前にルピーへ両替することはできません。ルピーへの両替はインドに到着してからとなり、両替できる主な場所は次の通り。
・空港
・銀行
・街中の両替所
・ホテルやゲストハウスなどの宿泊施設
大都市への旅行であれば、日本円からルピーへの両替が可能。地方都市や田舎町へ行く場合は日本円からの両替ができない場合があるので、USドルも持参するのが無難です。

インドルピーに両替するにはどこが安心でお得?

ではインドルピーに両替するには、どこが安心でお得なのでしょうか?
一番安心かつお得に両替できる場所は、ズバリ「ホテルなどの宿泊施設」。レートだけを考慮すると「街中の両替所」がお得に両替できる可能性が高いです。「空港」は利便性は高いものの、レートやトラブルを考慮すると必要最低限の利用が無難です。

各両替場所の特徴やメリット・デメリットは次の通りです。
<ホテルなどの宿泊施設>
インドでは、多くのホテルやゲストハウスなどの宿泊施設で両替をしてくれます。レートは宿泊施設により異なりますが、一般的に高級ホテルより安宿やゲストハウスの方がレートが良いです。観光前に両替ができる抜群の利便性や、両替所を探す手間も省けるといった点からも、一番おすすめの両替場所です。
<街中の両替所>
都市部や観光地には多くの両替所があり、比較的レートが良いです。レートは店によって異なるので、何軒か回って比較しましょう。場合によっては交渉でレートが良くなることも。メリットはレートを比較して両替ができること。デメリットはレートの良いところで両替しようとすると、比較の為に何軒か回らなければならないことです。

インドでATMキャッシングやクレジット決済は出来る?

インドルピーを手に入れるには、両替以外にも「海外キャッシング」という方法があります。
海外キャッシングとは、現地ATMにクレジットカードを挿入し、インドルピーをキャッシングする方法。「ATM手数料」や「利息」がかかりますが、利息は利用日数での日割り計算。帰国後に繰り上げ返済の手続きをすることで利息を最小限に抑え、結果的に両替するよりお得に現金を得られることも。
海外キャッシングを利用する場合は、事前に
・キャッシング可能枠や暗証番号
・支払い方法、繰り上げ返済手続き方法
・現地ATMの操作方法
を、各カード会社のウェブサイトで確認しておくと安心です。
キャッシングと聞くと抵抗がある方もいると思いますが、多額の現金を持ち歩かなくて良いといった安心や、空港や街中にあるATMで現金が得られるといった利便性があります。両替と現地ATMを併用することで、旅行の自由度が上がります。

インド旅行では現金での支払い場面が多いものの、クレジットカード決済も可能。特に最近ではキャッシュレス化が進み、都市部のホテルやレストランでは大体クレジットカードが利用できます。
お店の入口にカードブランドのシールが貼られているか確認したり、お店の人にクレジットカードが利用できるか確認しましょう。

5泊6日のインド旅行、いくら両替すれば良い?

では実際に、いくらぐらいインドルピーへ両替したらよいのでしょうか。まずは目安となるインド(デリー)のだいたいの物価を確認してみましょう。計算方法は1ルピー=約1.5円です。
・オートリキシャ初乗り=18ルピー(約27円)
・タクシー(3km)=130ルピー(約195円)
・地下鉄1日ツーリストカード=200ルピー(約300円)
・ラールキラー入場料=600ルピー(約900円)
・水(1L)=20ルピー(約30円)
・屋台のチャイ=10ルピー(約15円)
・食堂のカレーセット=150ルピー(約225円)
・老舗レストランのチキンカレー=355ルピー(約533円)
・人気紅茶店の高級ダージリンティー=480ルピー(約720円)
・ヒマラヤリップバーム=30ルピー(約45円)
・アーユルヴェーダ(60分)=4,400ルピー(約6,600円)
以上のように、インドの物価は日本よりも総じて安いのが特徴。
5泊6日の旅行で24,000〜36,000ルピー(約36,000〜54,000円)あれば安心して滞在できるでしょう。1日平均4,000〜6,000ルピー(約6,000〜9,000円)の予算です。
これはあくまでも目安。ツアー参加やショッピングを楽しみたい場合はもっと多く必要ですし、クレジットカードを併用する場合はもっと少なくて済みます。自分の旅行スタイルに合った金額を両替しましょう。

インドルピーに両替する時の注意点

最後にインドルピーに両替する際の注意点です。
<破れている紙幣は受け取らない>
インドでは破れている紙幣は価値がないとみなされ、お店側から受取を拒否されることがあります。両替した時や買い物でお釣りをもらった際には、紙幣が破れていないか確認しましょう。
<両替は小額紙幣を多めに・高額紙幣は崩す>
インドはお釣りが不足しているお店も多く、高額紙幣での支払いを拒否されることもあります。料金が安いリキシャでの支払いも、細かいお金が必要です(ドライバーさんがお釣りを持っていないことも)。そこで両替する時は、小額紙幣の枚数を多くしてもらうように指定しましょう。高額紙幣を持っている場合は、ホテルや高級レストランなど崩せる時に崩すように意識しましょう。
<両替したらその場で紙幣を確認する>
両替をしたら必ずその場で受け取った紙幣の金額、枚数、状態を確認しましょう。
<インドルピーはなるべく遣い切る>
ルピーが余ってしまった場合、インド国外への持ち出しは禁止なので再度日本円への両替が必要になります。レートはかなり悪いので、日本円への再両替は損!極力現金が余らないよう、ルピーへの両替は計画的に。
以上のことに気を付けて、損をしないインド旅行を!

インドルピーへお得に両替して楽しい旅行を!

ご紹介したように、インドルピーへの両替は日本ではなくインド現地ですることになります。お得感重視であれば「街中の両替所」、利便性も重視するのであれば「ホテルなどの宿泊施設」での両替がおすすめです。またATMでの海外キャッシングやクレジットカード決済も、インド旅行で有効な手段です。
自分に合った方法で両替をして、快適なインド旅行を楽しみましょう!
2019年9月現在の情報です。為替レート、手数料等は最新の情報をご参照ください。また物価などはあくまでも一例となりますのでご了承ください。

【トラベルjp・ナビゲーター】
SAORI GRAPH

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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