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キャンセル待ちの仕組みを解説!リクエスト受付との違いは?

2024-02-26

旅行を申し込もうと思ったら空きがなかった!日程や航空会社を変える、他のツアー商品を探すのもいいですが、どうしても申し込みたい、という時は「キャンセル待ち」という方法があります。
しかしキャンセル待ちはいつまで待てるのか、キャンセル待ちをして空きが出る確率はどれくらいあるのか、心配ですね。
そこで本記事では旅行初心者の方に向けて、キャンセル待ちの仕組みや流れ、注意点などをご説明します。

キャンセル待ちとは?

航空券やホテルなどの予約がいっぱいの場合に、空きが出たら確保してもらうよう予約の順番待ちをすることを「キャンセル待ち」と呼びます(航空券は空席待ち、ホテルは空室待ちとも)。空きが出て予約OKになると、旅行会社や航空会社など予約先から連絡がもらえます。
ただし、キャンセル待ちの人数が多い、出発まで日にちが迫っているなど、状況によって空きが出る見込みがないと判断されれば、キャンセル待ちを受け付けてもらえないこともあります。

航空券のキャンセル待ち

航空券のキャンセル待ちは、航空会社や旅行会社の窓口、電話でリクエストします。航空会社によっては予約サイトでもできますが、マイレージ会員に限られていることも。LCC(格安航空会社)ではキャンセル待ちそのものを受け付けていない場合が多いです。
どれだけ待ってもキャンセルが出なかった場合、最終手段として当日空港へ向かう、という方法も。カウンターや自動チェックイン機で手続きをして、空席が出るまでひたすら待ちます。

パッケージツアーのキャンセル待ち

航空券やきっぷ、ホテルがセットになったパッケージツアーも、空きがなければキャンセル待ちが可能です。旅行会社の窓口、電話でキャンセル待ちの依頼をすることができます。最近は予約サイトでもキャンセル待ち登録できる会社が増えてきましたが、すべての商品で登録できるわけではありません。詳細は各サイトをご確認ください。
いつまで待つかは旅行会社が決める場合と、申込者自身が決める場合があります。予約時に必ず確認しましょう。キャンセル待ちでも申込金を支払う必要があり、予約が取れなければ全額返金されます。

パッケージツアーで利用する航空券やきっぷ、ホテルは旅行会社が団体用として仕入れているもの。その旅行会社の在庫がない=満席、となりますが、航空会社やホテルには在庫が残っている可能性があります。この場合は旅行会社が追加で仕入れることができれば、キャンセル待ちを入れてから数日で予約OKになることも。
海外パッケージツアーは出発日の30日前(繁忙期は40日前)からキャンセル料が発生するため、この辺りで予約状況が大きく動くことがあります。

宿泊施設のキャンセル待ち

ホテルや旅館のキャンセル待ちは、施設のHPや旅行予約サイトで受け付けてもらえることは少ないです。宿泊料金が若干割高になる可能性がありますが、直接宿泊施設に電話で問い合わせるのが一番良いでしょう。旅行会社や旅行予約サイトには出していない客室が残っている場合もあります。
なお、宿泊日の3日前など、キャンセル料が発生するタイミングで空室が出ることがあります。宿泊施設や宿泊プランによって対象日は異なるため、予約サイトや施設HPを確認しましょう。

きっぷのキャンセル待ち

リクエスト受付とは?

出発日近くになってパッケージツアーを予約をすると、旅行会社が仕入れていた座席や客室を航空会社、ホテルにすでに戻している可能性があります。この場合、旅行会社は予約を受けてから改めて手配をします。これをリクエスト受付と呼び、手配をしてみないと空きがあるかどうかは分かりません。もし空席がなかった場合は、そこからキャンセル待ちをするかどうかを決めます。(ツアー商品によっては元々在庫を持っておらず、すべてリクエスト受付の場合もあります)
鉄道のきっぷとホテルがセットになった国内パッケージツアーでは、きっぷが売り出される1ヶ月前より先にツアーの予約ができます。この場合はホテルだけ先に押さえて、きっぷは発売開始になってから旅行会社が手配をするため、リクエスト受付となります。

キャンセル待ちで覚えておきたいポイント

キャンセル待ちのコツとしては、ただじっと待つだけでなく、折を見て状況を確認すること。状況が動かなければ、担当者に「予約が取れたら絶対に行くので、プッシュしてもらえないでしょうか」と頼むのも一案です。プッシュとは旅行会社から航空会社などに、確保できるようにお願いしてもらうこと。必ず取れる保証はありませんが、試してみる価値はあるでしょう。
また、旅行会社ごとに空き状況が異なることがあるので、複数の旅行会社に問い合わせるのがおすすめです。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始のキャンセル待ちはなかなか厳しい状況になることが多いですが、混雑を予想して早めに予約を押さえる人が多いため、キャンセル料が発生するタイミングで空席状況が多少変わることがあります。
航空会社によっては、キャンセル待ちの優先順位にマイレージ会員のステータスが影響する場合があります。ステータスを上げるには時間がかかりますが、豆知識として覚えておくといいでしょう。
※本記事はキャンセル待ちの概要を説明したものです。出発日、商品、予約状況等によって異なりますので、キャンセル待ちをする場合には必ず予約先に確認してください。

【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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