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無料Wi-Fiで十分?ハワイでのインターネット利用方法

2024-03-21

海と大地が織りなす大自然、そして数々の魅力的なスポットで不動の人気を誇るハワイ。現地でインターネットが使えると、現在地周辺のカフェを検索できたり、気軽に別行動できたりと効率的に旅行を進められ、できることの幅も広がります。
今回はホノルルを中心としたハワイのインターネット事情、実際に無料Wi-Fiだけで過ごせるか、またどういった場合にレンタルWi-FiやSIMカードの必要性があるのかを紹介します。

ハワイのインターネット事情

レストラン、カフェ、ショッピングモールなどが充実したハワイ。その商業施設の多くでは無料Wi-Fiが提供されています。基本的に宿泊者のみが使えるホテルの無料Wi-Fiも、パブリックスペースであれば誰もがネットに繋げられるというところも。
またハワイ州観光局がハワイ4島で無料Wi-Fiを提供。オアフ島はカラカウア通りとクヒオ通りがフリーWi-Fiスポットになっています。
ツアーによってはWi-Fiルーターとスマホが一緒になったものを特典として無料で貸出しているところも。さらに旅行会社のラウンジも無料Wi-Fiが使えるなど、ツアーに参加するとインターネットを使える範囲がさらに広がります。
また一例ですが、カラカウア通り沿いのホテル「シェラトン・プリンセス・カイウラニ」では、宿泊者に滞在中Wi-Fiのルーターを提供するというサービスがあります。

しかし無料Wi-Fiは時間制限があったり、ホテルの部屋の中や混み合うショッピングモールではスピードが落ちてなかなか繋がらないなど、場所によって安定感に差があるのが気になるところ。またワイキキから離れると一気に建物が減り、Wi-Fiスポット自体を見つけることも難しい場合が。
こういったハワイの通信環境を背景に、インターネットを使う4つの方法を具体的に見ていきましょう!

方法1:フリーWi-Fiに接続する

最も簡単にインターネットを使える方法、それは無料のWi-Fiに繋ぐことです。ハワイでフリーWi-Fiが使える代表的なスポットは以下のとおり。
・ダニエル・K・イノウエ国際空港
・インターナショナル マーケットプレイス
・アラモアナ・センター
・ロイヤル・ハワイアン・センター
・Tギャラリア ハワイ by DFS
・カハラモール
そのほかマクドナルドやスターバックスなど飲食店でも利用可能なところがあります。
Wi-Fi設定時にはIDとパスワードが必要。壁のステッカーやカフェのテーブルに案内があったりしますが、見つけられない場合はお店の人やインフォメーションで聞きましょう。中にはパスワードを必要としないところもあります。ホテルでは客室内に案内があるか、チェックイン時に説明されるのが一般的。

ハワイ州観光局がカラカウア通り、クヒオ通りなどで提供しているWi-FiのSSID(ネットワーク名)は「gohawaii Free WiFi」。利用規約に同意して約2分間のショートムービーを再生すれば、1時間インターネットが利用できます。その後も同じ手順を繰り返せば、再び1時間の利用が可能。
Wi-Fiを設定する時は、機内モードなどにしてデーターローミングをオフにして行いましょう。

方法2:海外用Wi-Fiルーターを日本でレンタルする

無料Wi-Fiスポットを探して度々ログインしたり、Wi-Fiのために激混みのカフェで空席を待つのは正直面倒。ストレスフリーにネットを使いたいなら、レンタルWi-Fiがおすすめです。
レンタルWi-Fiは事前にWEBで申込みをし、成田・羽田・関西国際空港などであれば当日空港で受取り、帰国後に返却するだけ。宅配での配送も可能です。プランごとに1日の使用量が制限されているので、使い過ぎて多額の請求がくるという心配も不要。
ただし一見格安のレンタル料に見えても、モバイルバッテリー貸出料や受取手数料などが別途かかる場合もあるので、料金を比較する時はトータル代金で確認しましょう。また5Gより3〜4Gの方が基本的に安いのですが、通信速度の速い5Gの方がやはり快適です。

方法3:プリペイド式SIM、eSIMを利用する

SIMフリーのスマホをお持ちなら、プリペイド式のSIMカードが便利。自分のスマホのSIMカードをハワイ専用の使い切りSIMカードと入れ替えるだけで、現地でも常にネットが繋がったままに。Wi-Fiのようにルーターを持ち歩かずに済むので、ビーチやプールに行く時も身軽です。
ハワイのプリペイド式のSIMカードは日本ならネット、現地ならワイキキやアラモアナ・センター内のショップで購入が可能。価格は5日間の容量無制限で2,000円以下のものなども。レンタルWi-Fiのように補償料などが不要なのでトータル的に安上がりになることが多いです。
現地の店舗で買うとSIMカードの入れ替え作業までしてくれるところもありますが、ネットでの購入やお店がSIMカードの入れ替えをしてくれない場合は、自分でやることになります。スマホ購入時に付属しているSIMを取り出す器具が必要であったり、アクティベート(利用開始の認証作業)をすることになるので、初めて入れ替えをする場合は予習をした方がよいでしょう。また本来の自分のSIMは絶対に無くさないように。
またこのほかに、対応端末が増えているeSIMもおすすめ。オンラインで手軽に申し込めてリーズナブル、SIMカードの差し替えも不要です。

方法4:各携帯電話会社の海外パケットサービスを利用する

自分のスマホをそのまま海外で利用できる通信会社の海外パケットサービス。高額なイメージがありますが、ハワイの場合は各社で特別なプランを出している場合があります。
例えばソフトバンクなら2024年3月現在、「アメリカ放題」というキャンペーンを行なっており、該当機種であれば通話やモバイルデータ通信が無料というお得なプランが。また、auの「au海外放題」なら、事前予約すると24時間で800円と、かなりお得です。
ハワイに関しては通信会社の海外パケットプランを一目する価値があります。申し込み時期や方法などは随時変更がありますので、詳細は各キャリアのHP等でご確認ください。

旅行スタイル別で見るインターネット利用方法

以上4つの方法をご案内いたしましたが、最後に旅行スタイルごと、またインターネットの使用頻度や目的に合ったオススメのプランをご紹介。
【ツアー参加】
事前に予定がしっかり組まれているツアーなら現地で調べることも少なめ。1日1回程度のメールチェックくらいでよいなら、フリーWi-Fiで十分でしょう。ただし、SNSにすぐアップしたい、ブランド品を買うからその場で日本の価格と比較したいなどと頻繁に使うようなら、レンタルWi-FiやSIMカードを用意してネット環境に不自由のない滞在にしては?
【個人手配】
予約サイトからホテルバウチャーを画面提示したり、飛行機のWebチェックインをしたりなどインターネットで重要な手続きをすることも多い個人手配は、レンタルWi-FiもしくはSIMカード、eSIMを用意した方が無難。
【レンタカーを借りる場合】
レンタカーで島内をドライブする場合は、地図のナビを使える状況にしておいた方が便利。カーナビが付いている場合もあるのですが、海外仕様で正直使いにくいことも。使い慣れた地図アプリなどの方が正確でわかりやすいこともあるので、レンタルWi-FiやSIMカード、eSIMでインターネットが使える状態にしておいた方が安心です。
【長期滞在】
長期の場合はSIMカード、eSIMが割安。eSIMなら1か月で$29〜$79という通信会社も!
【学生旅行・団体旅行】
レンタル会社やルーターの機種によって異なりますが、1台のWi-Fiルーターで繋げられる端末は5〜15台。同行者と割り勘で払うとかなり安上がりに。人数が多いなら無制限プランにした方がよいでしょう。

容量の目安は?迷っているならレンタルWi-Fiを使ってみよう!

Wi-Fiをレンタルする場合も、SIMカードを購入する際も「何ギガ必要か?」と容量については迷いますね。目安として1GBでWEB閲覧が約4,000ページ、LINE通話が約40時間、グーグルマップ閲覧が約270回と言われています。そしてYouTubeの動画再生がたったの9分程度。ドライブ中やレストランの待ち時間に子供に動画を見せようと考えている場合は、注意しなくてはいけません。
レンタルWi-Fiは手続きも設定も簡単で、ハワイに関しては他方面に比べて料金もお手頃。「無料Wi-Fiだけ乗り切ってみようかな?やっぱり用意した方がよいかな?」と迷っているなら、思い切ってレンタルした方が後悔はありません。便利なものはやはり便利!準備万端でホノルル空港に降り立ち、ハワイ旅行を楽しむことに集中しましょう!
※本記事は概要を説明したもので、料金などはあくまでも一例となります。各サービス等についての最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【トラベルjp・ナビゲーター】
木内 つばめ

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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