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美しい紅葉と鳥居が続く!京都・吉田山「竹中稲荷社」

2019-10-09

多くの神社がある京都の町には、四季折々に印象的な鳥居や社殿の風景が見られる場所がたくさんあります。吉田神社の東部にある「竹中稲荷社」の鳥居が連続して並ぶ光景も、知る人ぞ知る見逃せない名所。特に秋の紅葉シーズンは朱色の鳥居とともに色付く紅葉が一緒に楽しめるのでオススメです。境内からは五山の送り火で名高い大文字山の光景を見ることもできますよ!

吉田神社から竹中稲荷社へ

写真:古都の U助

京都吉田山に祀られる吉田神社には多くの摂社・末社がありますが、そのうちの1つに鳥居や紅葉が美しい竹中稲荷社があります。
竹中稲荷社は平安時代に当たる天長年間にはすでに神楽岡(今の吉田山)に社殿があったと記録にあり、現在の地には天保11年(1840年)、信徒の寄付金で造営され、その後明治5年から吉田神社の末社に定められました。
吉田神社の南部にある斎場所 大元宮から東へ歩くとまずはこちらの竹中稲荷大神の額がある鳥居が建っていて、この鳥居をくぐってさらに東へ進むと竹中稲荷社の鳥居が続く参道があります。

鳥居が続く竹中稲荷社・参道

写真:古都の U助

竹中稲荷社の境内から南側にある参道は連続して鳥居が並び、秋の紅葉シーズンは特に絵になる光景となります。また、鳥居と交互に植えられている木は桜の木。春はピンクの桜の花と朱色の鳥居が続く光景を見ることができます。

写真:古都の U助

こちらは参道から境内本殿方向とは反対側、南側を見た写真です。写真左側の石鳥居は竹中稲荷社の南側にある宗忠神社のもの。
宗忠神社や、その東部にある真如堂や金戒光明寺、さらにその東部にある哲学の道など竹中稲荷社の周辺には徒歩圏内だけでも多くの紅葉スポットがあります。もちろん竹中稲荷社の本社である吉田神社の境内も紅葉、眺望ともに素晴らしい場所ですので、併せて参拝するのがオススメです。

写真:古都の U助

鳥居の他、朱色の玉垣も続きます。
竹中稲荷社や吉田神社がある吉田山は標高105メートルの比較的なだらかな山で古くは神楽岡や神楽ケ岡等と呼ばれ、神が集い神楽を奏でたと伝えられている場所です。
竹中稲荷社はその吉田山南東部に位置し、その本社に当たる吉田神社境内は吉田山の南西部にあります。そして山の北側と西側には広大な京都大学のキャンパスが広がっています。

竹中稲荷社・本殿

写真:古都の U助

竹中稲荷社は参道だけでなく本殿周囲の紅葉も美しいです。
本殿前には神楽殿や狛犬ならぬ狛狐も。

写真:古都の U助

本殿へは前にある拝殿から参拝することができます。
祭神は宇賀御魂神(うがのみたまのかみ)、猿田彦神(さるたひこのかみ)、天鈿女神(あめのうずめのかみ)で、商売繁盛のご利益が知られています。

天満宮の紅葉も美しい

写真:古都の U助

また、稲荷社のお隣には天満宮(写真左)も祀られています。もちろんご祭神は菅原道真公で、学業成就のご利益で知られています。

写真:古都の U助

天満宮鳥居と扁額。
関西屈指の名門・京都大学のそばにある天満宮ですから、いかにもご利益がありそうな気がしませんか?

大文字山も良く見えます!

写真:古都の U助

竹中稲荷社の本殿のそばから東を見れば、毎年8月に行われる五山の送り火で名高い大文字山の姿も望めます。お天気が良ければ大の文字もくっきり!
距離が近いので秋は大文字山の山肌が鮮やかに紅葉しているのも見て取れます。

竹中稲荷社の基本情報

住所:京都府京都市左京区吉田神楽岡町3-64
電話番号:075-771-3788(吉田神社)
アクセス:
京都市バス「京大正門前」バス停から徒歩約10分
「京大農学部前」バス停から徒歩約10分
「浄土寺」バス停から徒歩約10分
2019年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
竹中稲荷本社「吉田神社」
http://www.yoshidajinja.com/

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古都の U助

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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