ホーム 旅行&おでかけ > 「和歌山城まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜」で幻想的な秋の夜を

「和歌山城まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜」で幻想的な秋の夜を

2022-09-19

和歌山県のシンボル和歌山城をメインに竹で作った約8000本のキャンドルを入れた灯篭を並べ、火を灯し、幻想的な雰囲気を楽しむ「和歌山城まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜」。このイベントは、2023年で第18回目を迎えます。
メイン会場の和歌山城ではキャンドルの柔らかな光に包まれた各種コンサート等も行われます。夜の和歌山城で演出される竹灯りの幻想空間で、秋の夜長を楽しんでみませんか?

「竹燈夜」のメイン会場「和歌山城」へ行こう!

写真:モノホシ ダン

「和歌山城まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜」(以下、竹燈夜)は、2006年(平成18年)から始まったイベントで、2023年(令和5年)で18回目を迎えます。回を重ねるごとに内容も洗練され、いまでは和歌山市の秋の風物詩となっています。

写真:モノホシ ダン

和歌山城を中心とした会場へは、一の橋大手門から入るのがおすすめです。大手門をくぐると趣向を凝らしたキャンドルイルミネーションが来場者を出迎え、いきなりテンションが上がります。

写真:モノホシ ダン

竹燈夜で使われる竹は、30cm〜40cmの大きさのもので、竹燈夜の前日に和歌山城内に約500箱のダンボールに入れて運び込まれます。
竹の中には丸型のカップに入ったキャンドルを入れて、ボランティアスタッフの方たちが会場内に設置し点灯・消火および回収までを行います。

二の丸庭園で「いけばな野外アート展」を鑑賞

写真:モノホシ ダン

和歌山城天守閣に向かう途中にある「二の丸庭園」では、和歌山県いけばな協会による「いけばな野外アート展」が。和歌山城天守閣をバックにライトアップされた作品が夜の二の丸庭園を美しく彩ります。

写真:モノホシ ダン

いけばな野外アート展の作品には和歌山県の名所・旧跡をテーマにしたものも多く見られます。写真は「那智の滝」です。粋を凝らした大型のいけばなの作品のライトアップも楽しみましょう。

「ナニコレ珍百景」で紹介されたあの木も!

写真:モノホシ ダン

二の丸庭園のいけばな野外アート展を楽しんだら天守閣に向かいましょう。その途中にもキャンドルイルミネーションが。写真は紀州徳川家の紋「丸に三葵」。

写真:モノホシ ダン

天守閣の途中のライトアップでは、テレビ朝日のバラエティ番組「ナニコレ珍百景」で紹介されたあの木も……。「階段を登るように見える木」で、ご記憶の方も多いと思います。見学希望の方は、ライトアップされているとはいえ周囲は薄暗いので見落とさないように注意しましょう。

写真:モノホシ ダン

竹灯篭に導かれて石段を登って行くと、忽然と目の前にライトアップされて夜空に白く浮かび上がる和歌山城天守閣が見えてきます。不夜城のように輝く美しさは、足を止めて思わず見惚れてしまうほどです。

和歌山城天守閣とキャンドルイルミネーションのコラボも

写真:モノホシ ダン

和歌山城天守閣前には、その年のメインとも言うべき巨大なキャンドルイルミネーションがあります。ここはライトアップされた天守閣をバックに、キャンドルイルミと記念撮影を楽しむことのできる絶好のスポットです。設置場所は天守閣前広場の奥のほうです。
ほかに天守閣前の広場では、「わかやま お城クラシック」と題して、さまざまなスタイルでクラシックミュージアムが行われます。

写真:モノホシ ダン

太平洋戦争の戦災で失われた天守閣は、水戸城(茨城県)、名古屋城(愛知県)、大垣城(岐阜県)、和歌山城(和歌山県)、岡山城(岡山県)、福山城・広島城(ともに広島県)の7つで、これらの天守は、すべて戦前の旧国宝に指定されていた建物でした。
現在の和歌山城天守閣は、1958年(昭和33年)に鉄筋コンクリートで復元されたものですが、設計当時の天守図と写真などの資料が豊富に残されていたため、鉄筋コンクリートで再建された天守閣としては、最も原型に近い天守閣といわれています。

和歌山城天守閣からの夜景を楽しもう

写真:モノホシ ダン

天守閣は竹燈夜の期間中、21時30分までナイター営業しています。せっかくですから天守閣から和歌山市内の夜景を楽しみましょう。写真は、和歌山市役所方面の眺め。
和歌山市役所の14階にあるバイキング形式のレストラン「十四階農園」からは、和歌山城天守閣をほぼ同じ高さから見ることができ人気があります。夜は営業していませんが、ランチタイムにおすすめです。

写真:モノホシ ダン

西側の二の門櫓・乾櫓からは、紀ノ川方面の夜景が望めます。心地よい夜風に吹かれながら、和歌山市内の夜景を満喫してください。
<和歌山城天守閣の基本情報>
住所:和歌山県和歌山市一番丁3番地
電話番号:073-422-8979
入館料:大人(高校生以上)410円 小人(小中学生)200円
竹燈夜期間中の開館時間:9:00〜21:30(入館は20:00まで)

写真:モノホシ ダン

天守閣からの夜景を楽しんだら、入ってきた一の橋大手門から出て、グルメブースのある西の丸広場へ向かいましょう。その途中で堀に映る「天守閣と御橋廊下」が見えるポイントがあります。
御橋廊下(おはしろうか)とは、江戸時代に藩主とお付の者だけが藩庁や藩主の生活の場であった二の丸と庭園のある西の丸を通行するため堀を跨いで架けられた橋です。
約11度の傾斜があり斜めに架かる橋は全国でも珍しく、屋根を設け外部から遮蔽された構造になっています。竹燈夜からの帰路にぜひ立ち寄ってみて下さい。

昼間の和歌山市内の観光も楽しみたい

いかがでしたか。ほかにこの時期の和歌山は、市内の紀三井寺にある「紀三井寺温泉花の湯 ガーデンホテルはやし」でみかん狩りなどもできて、味覚狩り体験旅行として訪ねるのもピッタリです。
また、日中の和歌山市内の観光に、和歌山城をはじめ、徳川8代将軍・徳川吉宗ゆかりの地を巡るのもおすすめです。「和歌山城まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜」で、和歌山の秋の1日を満喫してください。
2023年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
第18回和歌山城まちなかキャンドルイルミネーション・竹燈夜(外部リンク)
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/kankou/nenkangyoji/1006640.html
ガーデンホテルはやし・みかん狩り(外部リンク)
http://www.kimiideragardenhotel.com/img/mikan.pdf
お城の動物園におもてなし忍者も!「和歌山城」を探検しよう
https://www.travel.co.jp/guide/article/43821/
首大仏や吉宗ゆかりの神社も!和歌山城下町ディープなスポット
https://www.travel.co.jp/guide/article/46342/
和歌山ラーメン人気店も!ノスタルジックな「ぶらくり丁商店街」
https://www.travel.co.jp/guide/article/43861/

【トラベルjp・ナビゲーター】
モノホシ ダン

関連記事

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

Facebook

あなたにおすすめの記事

P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ