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汗が肌トラブルの原因に!?  ベタつきや肌荒れを防いでサラサラ肌をキープするには

湿度や温度が高く、肌がベタつきやすいいまの時期。ベタベタした汗は不快なだけでなく、肌荒れやかゆみなどのトラブルを引きおこす原因にもなります。

ママにキスをする子ども

? tatyana_k - Fotolia.com



とくに、普段運動不足などで汗をかく習慣のない人は、汗腺の働きが衰え、老廃物を含んだベタベタ汗が多くなる傾向が。肌トラブルを防ぐために、汗との上手な付きあい方を知っておきましょう。

■ベタベタ汗が肌トラブルの原因に!?
汗の大きな役割は体温調節です。また、皮脂と混ざることでバリア機能が働き、肌のうるおいを守るといわれています。

人の体に欠かせない役割を果たす汗ですが、汗をかいたまま放置していると、蒸発するときに肌の水分を奪ってしまうことが。肌内部が乾燥するため皮脂の分泌が過剰になり、ニキビやかゆみなどが発生しやすいベタつき肌になってしまいます。

また、汗を分泌する汗腺の働きが衰えていると、体内の老廃物を含んだベタベタ汗に。皮脂とのバランスが崩れて肌トラブルの原因になるほか、老廃物が臭いの原因にもなってしまうのです。

■汗腺の働きを促して質の良い汗をかく
質の良いサラサラの汗をかくためには、汗腺の働きをアップさせることが必要です。ジョギングなど適度な有酸素運動を定期的に行い、汗をかいて汗腺を鍛えるようにしましょう。

効果的に汗腺を鍛える方法として、入浴もおすすめです。42℃くらいの熱めのお湯を浴槽に20cmほどためたら、いすなどを使って、両手と両足を15分ほどあたためましょう。

汗腺の多い手足を集中してあたためることで、その働きを高めることができるといわれています。手足をあたためたらお湯に水を加えて36〜38℃程度のぬるま湯にし、ゆっくりと10〜15分間つかりましょう。



■できるだけエアコンは我慢
湿度が高く蒸し暑い梅雨時期は、ついエアコンをつけたくなるもの。でも、エアコンで体の温度調節の機会が失われると、汗腺はますます衰え、汗の質も悪くなってしまいます。夏本番にベタベタ汗から解放されるためにも、できる限りエアコンは使わず、汗腺を鍛えるようにしましょう。

我慢できないときは、冷房でなくドライ機能を使うなど、無理のない範囲で試してみてくださいね。

■汗をかいたら放置は厳禁
汗をかいたとき、肌トラブルを防ぐためには、放置せずにすぐふきとることが大切です。ハンカチやタオルなどで肌をこすらないように優しくふき、汗を残したままにしないようにしましょう。とくに腕や脚の関節部分は、汗による肌荒れが起こりやすい部分なので注意して。

また、汗をかいた肌は水分が奪われ、“隠れ乾燥”状態になっていることも。内部が乾燥した肌に紫外線があたると、日焼けやシミの原因にもなってしまいます。暑いからと油断せずにしっかり保湿を行い、肌を守ってあげましょう。

体で上手に汗をかけずに体温調節がうまくいかないと、顔汗が多くなるともいわれています。質のよい汗をかくことを心がけて、梅雨の肌トラブルを防ぎたいですね。
 
 
 
(加藤 朋実)

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