ホーム レシピ > 美と健康にも欠かせない!スパイスを使ったおいしいカレー本3冊

美と健康にも欠かせない!スパイスを使ったおいしいカレー本3冊


料理の幅が広がりそうな、スパイス入門書
▼『SPICE CAFEのスパイス料理 日々のおかずと、とっておきのカレー』
伊藤一城(アノニマ・スタジオ)


東京・押上にある「SPICE CAFE」のオーナーシェフによる、2015年の「グルマン世界料理本大賞」でグランプリを受賞した、本格的なスパイス料理の本。毎年1ヶ月間、インドへ料理修行に出かけているという著者。この本では本場の味を日本人の口に合うようにアレンジした、おかず、カレー、ピクルス、スパイスご飯、ドリンク、デザートまで、幅広いスパイス料理を紹介しています。


まずは1種類のスパイスを使うおかず、それからスパイスの種類を増やしてカレー作りと、段階を踏んで作ってみるのも楽しそうです。

カレーはチキンカレー、チキンキーマ、サンバル(豆と野菜のカレー)など9タイプ。なかでも定番のチキンカレーは、見開きページで丁寧に解説されています。スパイスを使ったカレーは、短時間で調理して出来たてを食べるのが一番だそう。どのスパイスを使っているのかが一目瞭然なので、スパイスの入門書としてもおすすめです。

手間暇かけて、丁寧に作るカレー
▼『ホルトハウス房子の世界でいちばんおいしいカレー』
ホルトハウス房子(PHP研究所)


40年前に発売されベストセラーとなった、『カレーの秘伝』が待望の復刊。アメリカ人のご主人の仕事の都合で、アメリカ、ヨーロッパ、台湾、東南アジアを転々としたホルトハウスさん。世界各地で食べたカレーに西洋料理の知識を取り入れてできた、独自のカレー料理を紹介しています。


レシピは、丁寧に作ったスープストックを使う“リッチなカレー”、固形ルーを使わずに作れる“即席カレー”、家族のために作るカレー、ランチのためのカレー風味のメニュー、カレー風味のさわやかなおかずの5タイプ。

新装されて新たにカレーの写真が少し加わったものの、すべてのカレーに写真があるわけではないので、どんなカレーなのか想像を膨らませながら読み進めるのが楽しい一冊。ちょっぴり辛口な意見を交えながら書かれた、カレーにまつわるうんちくや家族との思い出話など、文章も面白く読み応えがあります。

毎日食べても飽きないカレー。この3冊を見れば、すぐにスパイスを揃えて作ってみたくなるはずです。
(赤木真弓)

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