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長期保存できて”うまみ”もアップ!? いま話題の「冷凍トマト」とは

リコピンなど、体に良い栄養素が豊富なトマトは、日々の食事でぜひとも積極的に食べたい野菜。


(c) karandaev - Fotolia.com


そんなトマトの食べ方として、最近「冷凍トマト」が話題になっています。これはどのようなものなのか? その魅力と使い方を紹介します。

■冷凍トマトの作り方

冷凍トマトとは、その名前の通り「凍らせたトマト」のこと。作り方はいたって簡単で、ヘタをとった丸ごとのトマトを保存袋などに入れて、冷凍室で凍らせるだけ。もちろん、ミニトマトでもOKです。

ただし、トマトに水気が残っているとカビの原因となったり、傷みやすくなったりします。保存袋に入れる前に、しっかり水気を拭き取っておきましょう。できるだけトマトが空気に触れないように、保存袋の空気をしっかり抜いておくこともポイントです。

■冷凍トマトの魅力とは?

トマトは長期保存が難しい食材で、冷蔵庫の野菜室に入れていても、数日たてば水分が抜けて味が落ちてしまいます。しかし、冷凍しておけば1カ月程度は保存が可能。その上、うまみがアップするといううれしいオマケつきです。

冷凍トマトをそのまま水にさらすと、皮がつるりとむけます。湯むきよりも手間がかからないので、トマトの皮をむいて加熱調理したい場合などは、いったん冷凍すると楽です。

■加熱調理に適した保存法

冷凍トマトを解凍すると水分がどんどん出て、形も崩れます。そのため、解凍してそのまま食べる生食には適していません。

「皮をむきやすい」「うまみが増す」「味がしみ込みやすい」などの冷凍トマトならではの魅力を活かして、加熱調理メニューに使うのがおすすめです。

大きな冷凍トマトをカットして使いたいときは、完全に解凍すると扱いにくくなりますので、半解凍くらいで切ると良いでしょう。


■おすすめの冷凍トマトメニュー

具体的には、冷凍トマトをどのように使えば良いのか? 簡単なメニューをいくつか紹介します。

●冷凍トマトのぶっかけそうめん
ゆでて冷水でしめたそうめんを皿に盛り、その上に凍ったまますりおろした冷凍トマトをたっぷりのせて、麺つゆをかけたら完成。青じそ、ネギ、ミョウガ、ツナ、ハム、錦糸卵など、好みの具材をトッピングしてもOKです。

●冷凍トマトのあっさりスープ
鍋に市販のコンソメスープの素、皮をむいて適当にカットした冷凍トマト、水を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせるだけ。お好みでコショウ少々やパセリを加えてもいいですね。コンソメスープの素と水の量は、スープの素に書かれている分量を参考にして調節しましょう。

●冷凍ミニトマトの簡単浅漬け
皮をむいた冷凍ミニトマトに、昆布茶少々をまぶし、冷蔵庫へ。30分くらい置いておけば、味がなじんでおいしく食べられます。よりしっかりと味をなじませたい場合は、一晩寝かせても良いでしょう。

冷凍トマトを作っておけば、献立のバリエーションが増えますし、サッと使えるので時短調理にも役立ちます。

家庭菜園でトマトが豊作! という人や、いただきもののトマトが食べきれないときなどは、鮮度が落ちてしまう前に、冷凍してみてはいかがでしょうか?
(森川ほしの)
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