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半身浴より効果アリ!? うるおい美肌になるための入浴法

美容のために大切なのが日々の入浴。代謝アップのために半身浴などを取り入れている人も多いのではないでしょうか。でも、忙しい毎日で、長時間お風呂に入っていられない、という人も多いはず。そんな人にピッタリの、美肌効果テキメンの入浴法があるんです。

■キーワードは「ヒートショックプロテイン」
「ヒートショックプロテイン(HSP)」とは、熱ショックたんぱく質ともよばれ、ストレスなどで傷ついた細胞を修復し、元気にしてくれるたんぱく質のこと。

体内のHSPを増加させることで、疲れや低体温といった体の不調の改善のほか、コラーゲンの分解を防ぎ、生成する美肌効果があるといわれています。

HSPは年齢とともに減少します。量を増やす要因は、運動や精神的ストレス、紫外線などさまざま。その中でももっとも手軽なのが、入浴による熱刺激です。

■美肌を作る ヒートショックプロテイン入浴法とは
お風呂に入るだけで効果的にHSPを増加させることができるのが「ヒートショックプロテイン入浴法」。半身浴よりも高い40〜42℃くらいのお湯に入り、体温を上げる方法です。

HSPは、体温が38℃くらいまで上がることによって作られます。でも、普段平熱が低い人がいきなり体温を上げると、体に負担がかかることに。入浴前に、自分の平熱をしっかり把握しておきましょう。

入浴中に体温がはかれるように、舌の裏で計るタイプか、防水の体温計があると便利です。

<ヒートショックプロテイン入浴法>
01. 入浴前には水分補給を。HSP入浴法では汗をたくさんかくため、脱水症状を防ぐためにも入浴前後の水分補給は必須です。水分は常温かぬるま湯がベター。

02. 40〜42℃のお湯に、10〜20分くらいつかります。入浴中にお湯の温度が下がらないように気をつけましょう。時間の目安は、42℃で10分、41℃で15分、40℃で20分です。

03. 体温計で熱をはかり、体温が38℃(または平熱プラス1.5℃)くらいになればOKです。入浴中にのぼせそうだったり体調が悪くなったりした場合は、無理せず上がって休んでください。

04. 入浴後は素早く体をふき、服を着たら、バスタオルや毛布で体を包み、10〜15分ほど保温します。

05. 入浴後にも水分補給を忘れずに。水分量は、入浴前後あわせて500ml程度を目安にしましょう。

HSPの量がピークを迎えるのは、HSP入浴法を行って2日後といわれています。そのため、このHSP入浴法は週2回の割合で行うのが効果的。美肌はもちろん、なんだか疲れやすい、太りやすい、という人にもおすすめの入浴法です。
(加藤 朋実)

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