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オリーブオイルやハチミツも!? ご飯がおいしくなる裏技調味料とは


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「ご飯を炊くときに、○○をちょっと入れると良いですよ」という話、最近よく耳にします。「ご飯がおいしく炊ける」「健康に良い」といった効果を聞くと、気になりませんか?

そこで今回は、ママたちがご飯を炊くときに入れている「あんなモノ、こんなモノ」を集めてみました。実際に試してみた人の感想もあわせて紹介します。

■オリーブオイル

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私が顔なじみの飲食店店主から教わったのが、オリーブオイルのちょい足し。油がご飯の粒をコーティングしてくれるため、炊き上がりはツヤツヤ。しっとりしているのに、べチャッとした感じはなく、カレーなどによく合うご飯になります。

分量はお米2合に対して小さじ1杯程度で十分。また、オリーブオイルではなく、サラダ油やココナッツオイルをちょい足しする人もいるようです。

■ハチミツ

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ご飯を噛んでいると、だんだん甘くなってきますよね。これは、唾液中のアミラーゼがご飯のデンプンを糖に分解するから。実はハチミツにもアミラーゼが含まれているため、炊飯時に少し加えることで、ご飯がより甘く炊き上がるそうです。

実際に普段から実践しているママに話を聞いてみると、「甘くなるだけではなく、ご飯がふっくら炊き上がる」との声も。

お米2合に対してハチミツはほんの少し、小さじ1杯程度で十分効果がある様子。お米をといだらハチミツを加えて溶かし、そのまま浸水させてから炊飯器のスイッチを入れればOKです。

■塩麹

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大流行を経て、すっかり「便利な調味料」として定着した塩麹。肉や魚をやわらかくする・旨みをアップさせるという効果はよく知られています。

その効果は炊飯でも発揮され、お米2合に対して小さじ2杯程度の塩麹を加えて炊くと旨みがアップ! しかも、ご飯が傷みにくくなるという効果も期待でき、お弁当用のご飯を炊くときにも役立ちそうです。


■日本酒&みりん

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「日本酒を少し加えて炊くと、ご飯が甘くなるよ」と教えてくれたのは、私の学生時代からの友人。私も試してみましたが、確かに普通に炊いた場合とくらべると甘みが強くなります。日本酒には糖分が含まれているため、甘みの強いご飯が炊けるようです。

また、古くなったお米を炊くと少しニオイが気になることがありますが、この場合も日本酒を加えると良いとのこと。日本酒に含まれるアルコール分がニオイをおさえてくれるため、おいしく炊き上がるそうです。

あまり多く入れると、今度は日本酒の香りが強くなってしまう場合があるので、お米2合に対して大さじ1/2〜1程度を目安に、最初は少なめで試してみると良いでしょう。

「みりん」もアルコールを含む調味料。日本酒と同様の効果が期待できます。古くなった米の糠のニオイが気になるときは特におすすめ。アルコール分によってニオイが軽減できることに加え、みりんに含まれる糖の影響で、ツヤツヤのご飯に炊き上がります。

■にがり

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豆腐を作るときに使う「にがり」。これも実は、ご飯をおいしく炊き上げるためのちょい足し素材としてよく知られています。

加える分量は、お米2合に対してほんの2〜3滴程度。これだけでにがりのミネラルがプラスされて、ツヤツヤのおいしいご飯に炊き上がります。

市販されている液体のにがりで実際に試してみましたが、本当に見た目がツヤツヤ! 食感の良いおいしいご飯が炊き上がりました。

最近は豆乳で自家製の豆腐作りにチャレンジする人も増えているようなので、にがりが残ったら炊飯時のちょい足しにも活用してみてはいかがでしょうか。

こんな風に、「これを入れたら、どんなご飯が炊けるかな?」と考えながらご飯の支度をするのは、なかなか楽しいものです。

古くなったお米のニオイが気になったときや、いつもとちょっと違うご飯を楽しみたいときは、キッチンにある材料を使って「ちょい足し」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(森川ほしの)
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