■前回のあらすじ
悪阻でダメになったもの、手放せなくなったものがありました。
■出生前診断について考える炊飯器の匂いと灰色の食卓に耐えながら、もうひとつ同時期に悩んでいたことがありました。

それは…

平たく言えば、お腹の赤ちゃんに障害があるか調べる検査です。
大きく分けて3つあり…

だいたい35歳くらいから染色体異常のリスクが増えると言われています。
当時、35歳になったばかりでした。高齢出産ですね。
病院では特に出生前診断のことを言われなかったので、先生に聞いてみました。

助産師さんにも聞いてみると…。


結果が陽性だった場合どうするのか…。
エコーでは問題ないと言われている、でも確定診断ではない…。
確定診断をするには僅かながら今いる命を危険にさらすことになる。
なにより…、

どんな子が産まれても受け止めると胸を張って言えるのならば検査なんかしない。
なら陽性が出た場合…、

この時期はずっと悩んでいました。
■夫に相談してみることに
綺麗事だけではやっていけない、この辺は夫と私は意見が近かったので良かったです。そして話し合いの結果…、


「陽性だったらまた考える」って…決めきれてないじゃん!!
はい、決めきれなかったんです。
やはり、羊水検査が大きなハードルになっていたのと、エコーで見て異常はないと言われていたので、大丈夫だろう…という気持ちがありました。
■クアトロ検査を受けてみることに


この病院には先生が数人いて、たまたまグイグイ引っ張ってくれる先生にあたったので、ストレートに聞いてくれて助かりました。
私たちを責める風でもなく、その後も親身になってくれました。
命の選別をしようとしてるのに、悪いように思われたくない…、私たちの覚悟が足りていませんでした。
そして、覚悟が足りていない私は検査結果でまた悩むことになります…。
■クアトロ検査の結果が出たけれど…

かなり微妙な数値で陽性でした。
この検査は、今妊娠している子に染色体異常があるかどうかの確率を出すテストです。
「1/286」の意味は

この子が、

286人いたら1人が染色体異常として生まれてくるという意味です。
陽性、陰性の判断はカットオフ値を基準にして行います。

1/295よりも確率が高ければ陽性、低ければ陰性、となります。
あくまで確率のテストなので、偽陰性、もしくはその逆もよくあるテストらしいので、クアトロ検査をすっ飛ばして羊水検査をする方も多いそうです。
そして私の場合、ギリギリ陽性といったところでしょうか…。


そして羊水検査の結果が出るのに4週間程かかるので、検査に進むかどうかあまり悩んでいる時間がない…。
また私は悩みの樹海に入り込みました。
参考:おなかの赤ちゃんの検査(出生前検査)を考える前に知っておいてほしいこと(厚生労働科学研究:成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)
※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(あさのゆきこ)