■前回のあらすじ
私が3〜4歳の頃、まさにテレビゲームのれい明期にして全盛期でした。しかし、ゲームが大嫌いな母はこのテレビゲームブームに非常に否定的でした…。
みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。
前回に引き続き、今回も「ゲームと私と母」についてのお話です。
■ファミレスで起こった忘れられない事件
幼稚園と幼児塾の間は、中途半端に時間が空いていたので、よく母とファミレスで時間をつぶしていました。
ちなみに注文したものが運ばれてくるまでは、塾にむけてドリルの復習です。

そして、この海老グラタンをめぐって、
忘れられない事件が起こります。
父とゲームをしながら漢字の読み方を教えてもらうことがあり、大好きな“海老”という字を覚えていた私。
ここぞとばかりに母に知識を披露しました。

喜んだ母でしたが…

知識の仕入れ元が大嫌いなゲームだと知るや…
■母から「二度とゲームをするな」と言われている気分になった
「ゲームの話ならどうでもいい」と言うかのように流されてしまいました。
完全に地雷を踏んだ! と子どもながらに思いましたが、時すでに遅し。
口から出た「ゲーム」という単語を取り消すことはもうできません。

母はよほど「ゲームで得た知識」が嫌だったのか、その日はこれっきり私と口を聞いてくれませんでした。
正直、私の勉強の仕方や生活態度によって、口を聞いてくれないことは日常的にあったので「ああ、いつものやつね」と、あまり気にしませんでしたが、この時はあまりの空気の冷えっぷりに
「二度とゲームをするな」と言われてるように思えて…肝が冷えました。
次回に続く(全6話)毎日14時更新!
(mochiko.)