■前回までのあらすじ
妊娠し、母親学級に行くと「里帰り出産」が参加者の話題に。「親との関係が良くないから帰らない」と伝えると、「なんだそんなこと」と言われて…。
■「自分の考えが正しい」と信じる母みたいな人に出会ったとき
この頃になると、随分と考え方が強くなっていました。
今までのような「他人や世間一般の考えが正しい答え」とするのではなく、「自分の中で出した答え」を大切にできるように。
いま思えば、子どもの頃は家でも学校でもどこでも、「皆と同じようにすることが正しい」「一般的な考え方が正しい」と学ぶ機会が多かったなぁと思います。
だから、
「一般的ではない考え方=ダメなこと」だと思ってしまっていました。
でも、そんなことはない。
たとえ一般的な考えではなくても、
自分にとってベストの考えなら、それでいい。
それに気付いたら、生きるのがとてもラクに、楽しくなっていきました。
※この物語は私の経験を基に、一部編集しています。
(グラハム子)