■前回のあらすじ
夫とはもう一緒にいられないと判断した私。離婚の決め手となった出来事がショックすぎて、記憶が失われている部分もあります…。
みなさんこんにちは。もちもちエプリデイ作者のかわベーコンです。
前回に引き続き、離婚した話の続きです。
昔から私はネガティブ思考が強くて、ウツ病になった経験もあります。
今は一転してわりとポジティブになりましたが、そこに至るまで自分の中では結構な修羅場を迎えていました。
離婚するキッカケが明らかになってから、離婚するまでは1カ月半ほどありましたが、離婚騒動になる前から私たち家族は、私の両親と同居しており、両親は私の様子のおかしさにはもう気づいていました。
元夫の帰宅を待ち、毎晩のように話し合う日々。元夫には「さすがに毎日3時まで話し合いとか、次の日仕事に影響が出るからやめて」と言われましたが、離婚するかしないか、決まった答えが出ていなかったんです。
はやくハッキリしたいのに、と毎日モヤモヤ…。
その時がおそらく人生史上もっとも病んだ時期だったと思います。
この仕事をはじめてからもしばらくは、自分の将来、お金の心配をしていて、不安症で通院していたほどです。
■精神的に追い詰められた私はついに…2コマ目の私が危なすぎる…(ドン引き)。
当時、元夫にご飯を作っても「毒…入れてない?」と聞かれてたので、挙動が相当、危ないやつだったんでしょう…。
毎日のように泣いてたし、眠れない上によくない考えも浮かぶし、ご飯も食べられない、水も飲めないで、1週間で7キロ体重が落ちました(今ほぼ戻ってるチクショウ)。
友人は事情を知ってたので、本当に最悪の事態にならないか心配だったそうです…。
でも、そういう時って周りの言葉が耳に入ってこないんです。消えたい、居なくなってしまいたい、そういう考えにとらわれていました。
息子はまだ小さかったので、その当時はあっけらかんとしていたと思います。
ですが、娘は私の様子がおかしいことは気づいていたようで、私の母に「ママどうしたの?」と聞いていたそうです。
そんな最中のある早朝、車で知らない場所へ。
最後にコンビニで好きなものを食べて居なくなってしまえば、とチョコレートを買おうとしました。
しかし、ちょうどそのタイミングで、一人で出かけた私を心配した母から電話が…母から「あんたが居なくなったら二人はどうなるの」と言われて、ふとわれに返りました。
さらに「気をつけて帰ってきな」という母のやさしい言葉…。
私は逃げることをやめ、車を走らせ家に帰ることにしました。
■新しくポジティブな自分に生まれ変わったこんな勝手な母ちゃんで本当にごめん。
大人の都合で振り回してごめんね、と子どもらの寝顔や笑顔を見て思いました。
しかし、離婚する可能性の方が大きいし、するならするで私は強く生きなければ! と思った時、なんかこう一皮剥けたような感じになったんです。
考えてたって、ウジウジ後ろを向いていたって、何も変わらないしどうにもなりませんし、行動してその先を変えろ! そんな風に思い始めました。
その頃、
ネガティブな私は心の中で死に、代わりに新しくポジティブな私が生まれたんだと思います。
それは、もう昔の自分では考えられない、今の自分の姿でした。
覚悟、意志の力は強いですね。
今日はこの辺で…。また次回に続きます。
次回に続く(全4話)毎日10時更新!
(かわベーコン)