夏休みが明け、息子・きゃん太の通う小学校では以前から導入の準備をされていたオンライン授業が実施されることとなりました。
(学校から児童ひとりに一台、ノートPCが貸し出されています)
未知のウイルスの脅威にさらされた世界、子どもたちはオンライン授業…。
少し前の生活からは考えられない、なんだかまるでSFみたいな世界になってしまったものだと感じています。
と言ってもきゃん太の学校は、今のところは丸一日オンラインというわけではありません。午前中は学校で授業を受け給食を食べて帰宅、午後から一時間程度オンライン授業、というスタイルです。
オンライン授業が始まったばかりの頃はきゃん太もちょっとドキドキしている様子…。私も初めてのことで、いったいどんなふうに授業をするのだろう? と興味津々でした。
授業の様子はまる聞こえ。我が子が発表している姿も見ることができ、毎回ちょっとした授業参観気分です。先生たちがこれまで準備を頑張ってくれていたおかげか、授業はスムーズに行われているように感じました。
そしてオンライン授業開始から数日が経ったある日、いつものように授業中のきゃん太の様子を見てみると…
「どうせ上半身しか見えないんだからコレでエエやろ」、そんなマインドが現れた油断したスタイルで授業を受けるようになってしまっていました。
(大人もオンライン会議などで上半身だけきちんとしてる、とかあるみたいですね)
最初は緊張気味だったけど、それほどまでに慣れてきたということなのでしょう。
以前は本当に実現可能なのかな? と思っていたオンライン授業でしたが、なんやかんやで授業スタイルの一つとして定着していきそうな気配です。困難の中でもこうして子どもたちは柔らかい頭で、新しいやり方に順応していくんだな…と感心する一方、
順応せざるを得ないことを可哀想に思ったりもしています。
今はまだオンラインで行う授業は国語や算数が主ですが、そのうち図工なども実施する予定らしく、一体どんなものになるのかは興味が湧くところ。
我が子には、パンツで授業受けてもまあいいけどうっかりみんなに見えてしまわないよう十分気をつけてがんばってほしい、と思うのでした。
(ちょっ子)