■前回のあらすじ
国際結婚がゆえ、考え方や文化の違いに驚くこと多々あり。特に「食」のギャップは頻繁で、結婚と同時に理想と現実という壁にぶち当たることに…。
お寿司、皆さんお好きですか? 私は大大大好きです。ネタは一番最初に何を召し上がりますか?
私は若いころ、最初は絶対トロサーモン5連発でしたが、最近は胃も歳をとってきまして、たんぱくな鯛とかヒラメとか、昔祖母が食べていたようなあっさりしたネタが好みになってきました。っていうか私のお寿司の好みはどうでもいいですね。
実はお寿司を注文する前、夫に「お寿司好き?」って聞いてたら「好き」って言ったんです。だから注文したのに、夫はカッパしか食べない…。カッパも美味しいですよ、そりゃおいしいですよ。でも、謎の行動に久々のお寿司に水を差された気分ー!
あ、でも結果、2人前のお寿司をもりもり食べて、その日は上機嫌で終わっていた私でした(笑)。
ちなみに、スイスのお魚料理と言えばお頭がついてテーブルに出ることはあまりなく、レストランでウキウキして魚料理を頼むと大体、お頭ナシ、骨ナシ、皮ナシのものが出てきます。パリパリの魚の皮が好きな私は結構テンションが下がるのです。
食卓に焼き魚を出したときの夫の反応に、「あっ、お魚嫌いだったのか!」と気づいた私は、もっと早く魚嫌いなこと気づいてあがればよかったなー、ごめんねーもうお魚は出さないからねー、と思っていたら「魚は好き」だと…。
え? 好き? え? こんなに震えてるのに? お魚好きなの…?? 意味不明ーーーー!!
次回、夫の謎行動がさらに加速します…!
(ケイコモエナ)