ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。
結婚を機に、義両親と同居を始めて早くも11年が過ぎました。
友人や知人に義両親と同居していると言うと、よく言われるのが
「私は同居は無理」という言葉。
義両親との関係は悪くはないのだけど、同居となると話は別、という人も多いようです。
義両親にご飯を作っても、なぜか食べてもらえない…。
義両親が勝手に子どもにお菓子をあげてしまって困っている…など、義両親との関係について悩みを聞くこともあります。
私が個人的に、同居に必要だと思うことが2つあるのですが、同居に限らず、義両親との関係でも大切なことかもしれません。
今回はそのことについて書こうと思います。
■義母の態度を見て嫌われているのでは? とよく思っていた同居したばかりの頃は、義母の態度を見ては“自分は嫌われているのではないか…”と、よく思ったものです。
直接“嫌い”と言われたわけでもないのに、相手の気持ちを確かめることもなく、勝手に想像して落ち込んでいました。
ちゃんと話をしてみれば、何のことはないということは、案外多いのではないかと思います。
私はじっくり話をしてみたら、もやもやが晴れることが多かったです。
話して、余計にもやもやする場合もあるかもしれませんが。
ということで、同居に必要なこと1つ目は、
“話し合うこと”です。勝手に不安に思う前にちゃんと相手の話を聞くこと、話し合うことは、とても大事だと思っています。
同居に必要なこと2つ目は、
“相手の気持ちを尊重すること”です。当たり前のことのようですが、人はそれぞれ、自分の意見を持っています。
その意見が、必ずしも同じとは限りません。
むしろ、違うことの方が多いのではないでしょうか。
例えば、私は息子のアトピーを気にして、なるべくお菓子をあげたくない、と思っていました。
そこへ、義両親が勝手に息子にお菓子を与えたら、どうでしょう。
私はいい気持ちはしませんよね。
■義両親にイライラするのは当たり前なこと! 大事なのは距離感私が同居できている理由のひとつに、義両親が私の育児を尊重してくれている、というのがあると思います。
例えば、息子はアトピーがあるので、なるべくお菓子は控えたい、ということを説明したときにちゃんと受け入れ、私に確認してくれることが増えたので、とてもありがたかったです。
たまに、何でもない日にケーキやお菓子、甘い菓子パンを買ってきてくれたりするときもありますが、それはそれで、ありがたくいただいています。
完璧にきっちりとしなくても、お互いに歩み寄る気持ちがあれば、うまくいくのではないかと思っています。
時には義両親にイライラすることもあると思います。
イライラするなんて、当たり前のことだと思います。
実の親にイライラすることもあれば、夫にイライラすることもあるし、子どもにイライラすることもあるでしょう。
イライラしない関係になれたら、それが一番いいとは思いますが、
義両親にイライラするなんて当たり前のこと! と思っていれば、気持ちも多少楽になるかもしれません。
同居というのは、お互いが歩み寄ろうとする気持ちがないとなかなか難しいものです。
どちらかが近づいても、もう一方が拒否したら、いい関係を築くことはできません。
干渉し過ぎても、まったく関心がなくても、うまくはいかないのかもしれません。
もし、うまくやっていくのは難しいだろうと思ったら、ちょうどよく距離をとった方が、お互いの幸せになることもあると思います。
“これが正解”というものなどはなく、関係は相手によって変わります。
気楽に考えたいものですね。
(pinky)