「ハンバーガーをかわいく食べるのにはどうしたらいいのか」人生で初めて考え、そして悩んでいる。
私がそんな疑問に直面したきっかけは息子の一言だった。
某ファストフードのデリバリーを頼み、ご機嫌マックス!
親子でハンバーガーをがっついていた、だけなのに…。
え!?
5歳の息子から
「ハンバーガーの食べ方がかわいくない」という理由で、もぐもぐタイムにストップがかかった。
え…!!
母ユキミ、わたくし34年間生きてきて
「ソースをこぼしている」
「具がはみ出ている」
という理由でのハンバーガーもぐもぐタイムストップはあっても、
「食べ方がかわいくない」という理由でストップがかかったのは人生初である。
ショ…ショック…!!
あなたからの「ごめんなさい」、その一言が余計に私をつらくさせるって知ってた!?
(少女漫画のワンフレーズかな)
なんかちょっと、もっともらしい方法でさらに傷つく。
でも…
その後も2人で
「どうやったらハンバーガーをかわいく食べることができるのか」談義は続き、息子の意見に反論するたび私の食べる姿がやり玉に上げられ、しまいには
「母のハンバーガーを食べるているときの目が怖い!!」とまで言われた。
真剣に目の前のハンバーガーと向き合っているだけですううううう!!!!
(やけくそ)
親子で白熱した「いかにしてハンバーガーをかわいく食べるか」討論会。
よく考えたら、5歳の息子をもつ中年がいまさら悩んだところでどうしようもないことであるし、解決案が出たところでそれを実行しよう!とはならんな…と思った。
実行したところで需要もない。
そして万が一、ハンバーガーをかわいく食べる方法が見つかったとして、それを「これからはそうやって食べよーっと!」と実行する自分、嫌である。
ということで、私はこれからもハンバーガーを食べる際は息子からどんなに「食べ方がかわいくない」と言われようとも、目の前のおいしさに向き合うことを絶対に最優先させるぞ!
だって絶対に
「ハンバーガーを可愛く食べる女は地雷」!!
だと思う。
これはあと10年くらい息子が歳を取ったら教えたいな、と思う母だった。
(ユキミ)