こんにちは! 甥&姪大好きおばバカ平八です!
今回は甥っ子が悪戦苦闘した「似顔絵」についてのお話です。
甥っ子はこの冬休み、あることで頭を抱えました…。
甥の悩みの種は幼稚園から出た宿題。
『自分の似顔絵』でした。
普段の甥はよくお絵かきをしていて、自分の思うままにのびのびと描くのが大好きです。
集中している時は時間を忘れて何十枚だって描けるのですが…。
いざ宿題として描くとなると、「うまく描かなくちゃいけない」という意識が働いてしまい、どうにも描けなくなってしまったようです。
そして自分の力だけでは上手に描けないと思ったらしく、お手本を用意した甥っ子。お手本の通りに描こうとしたものの、思うように模写することができず、さらに苦しむことに…。
「いつもの絵が一番良い」と伝えても甥には全く響きません。
こういう時、こだわりの強い甥は自分のイメージ通りの絵を描けるまで納得しないのです。
大きくなりすぎ、小さくなりすぎ、バランスがおかしい!…と何度も描いては消してを繰り返し…。時間だけが刻々と過ぎていきます。
いっそもう白紙のまま幼稚園に提出するしかないのでは!? 助けて先生…!!
匙を投げたくなった時…ふとある考えが浮かびました。
“えかきうた”なら順を追って顔のパーツを描いていくので、本人の納得するバランスの取れた絵が描けるかもしれません。
甥がこの提案に乗ってきたので、その場で即興えかきうたを作って描いてみました。
今まで手が止まっていた甥がするすると絵を描き進めていきます。
なんとかそれらしいものが描けました!
最後に甥が納得できるまで微調整を行い、やっとのことで本人の満足のいく絵が描けました!
本当なら甥っ子本人だけの感性で自由に描いてほしいところでしたが…。
こだわりが強く頑固なところがある甥が描いたこの似顔絵も、甥の個性が出た絵なのかもしれません。
(平八)