ホーム 子育て > 「声が聞きたい…」という彼。思い出す裏切りの記憶【年下のコンビニ店員さんに連絡先をもらった話 Vol.8】

「声が聞きたい…」という彼。思い出す裏切りの記憶【年下のコンビニ店員さんに連絡先をもらった話 Vol.8】

■前回のあらすじ
彼の男らしいところを見ると、なぜか脳裏に息子が浮かび、それが気持ちのブレーキになっていたが…!?


忙しく、身体を休める暇もない毎日を癒やしてくれる彼…。

そんな彼とのメッセージだけのやり取りは、2カ月にも及んでいました。

■彼からのメッセージに胸が痛んだ
「声が聞きたい…」という彼。思い出す裏切りの記憶【年下のコンビニ店員さんに連絡先をもらった話 Vol.8】
「最近、お店に来られないので寂しいです…」

彼からのメッセージ。

胸がズキンと痛みます。

その頃になると私は、彼のいるそのコンビニに足を運ぶことをやめていました。

なんとなく気まずいのと、なんとなく、会ったらいけない気がしていたのでした。

「電話はダメですか? 声、聞きたいです」

「うーん、子どもがいるから、なかなか…」

彼からのメッセージに胸が痛んだ
家族を言い訳にしながら、私は彼との距離をキープするのに必死でした。
 
 

■彼にほれるなという方が難しいけど、思い出す夫の裏切り
引きこもり経験があって、人とのふれあいも絶って…、すべてにおいて自信のない私が、こんなに優しく想ってもらえるなんて、ほれるなという方が難しい。

日常生活でも、キレイな顔をした彼になんとなく似ている俳優さんが妙に気になるようになり、その俳優さんをテレビで見る度に、変な汗がふき出るようになっていました。

これはもう、やめどきかもしれない…。深みにハマる前に、やめなきゃ、大変なことになる…。

不倫なんてことになったら、楽しいことだけじゃ済まされない。

深い傷を人に負わせ、猛烈な怒り、地獄のような悲しみをぶつけられることになる…。

それは、夫の裏切りを経験した私には、たやすく想像できることでした。

彼にほれるなという方が難しいけど、思い出す夫の裏切り

次回に続く(全11話)毎日9時更新!

 
 
(たんこ)

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