暑い日が続くと街の中華料理屋さんの「冷やし中華はじめました」が目に留まります。
酸味が効いた冷やし中華は初夏の訪れを感じる一品。その他にも韓国の冷麺やベトナムなどのエスニック麺など食欲をそそる麺の季節到来ですね。

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家にいる時アジアの麺が無性に食べたくなる時がありませんか?そんな時のためにおうちで楽しめる屋台の味、アジアの麺レシピをご紹介しましょう!
■「さっぱりツルツル!韓国冷麺」の作り方焼き肉の〆でお馴染みの冷麺はお酢たっぷりで疲労回復効果アリ。韓国の方々の美肌の秘訣、発酵食品のキムチに加えて、野菜や作り置きのサラダチキンがあったらたっぷり入れて内側から美肌を目指しましょう!
さっぱりツルツル!韓国冷麺
【材料】(4人分)冷麺 4玉
キュウリ 1/2~1本
焼豚 8~12枚
ゆで卵(半熟) 2個
白菜キムチ 60~80g
白ゴマ 小さじ 2
<合わせタレ>
作り置き甘酢 大さじ 4~5
砂糖 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 5~6
だし汁 大さじ 3~4
ゴマ油 大さじ 1.5
ラー油(お好みで) 適量
【下準備】1、冷麺はほぐして長い場合は切っておく。
2、キュウリは端を切り落として、水洗いし斜め薄切りにする。

3、焼豚が塊の場合は食べやすい大きさに切る。
4、<合わせタレ>の材料を混ぜ合わせる。
【作り方】1、たっぷりの煮立った熱湯に麺を入れ、菜ばしで混ぜながら、袋の指定時間ゆでる。ザルに上げて流水で洗い、氷水に放って冷たくしめ、水気を切る。

2、器に麺を盛り分け、キュウリ、焼豚、半熟卵、キムチをのせ、白ゴマを振り掛け、<合わせタレ>を掛ける。お好みでラー油を掛ける。
■黒ジャージャー麺
ちょっぴり持て余し気味の「甜面醤」。ジャージャー麺に使うとコク旨で濃厚な本場の味が再現できます。この肉みそは活用範囲が広く、春巻きの皮に千切りキュウリと白髪ネギと一緒に巻くと北京ダック風のおつまみになります。
■ミーゴレン
「ミー=麺」「ゴレン=炒める」という意味のインドネシア焼きそば。いつもの麺がオイスターソースとナンプラーで一気にアジアン気分に。豚やエビ、ニラや玉ねぎなど具沢山にするとより一層美味しくなります。
■おうちでベトナム料理フォー・ガー
ジワジワ身近になっているベトナム料理。ベトナム料理は野菜がたっぷり摂れるものが多くてうれしいですね。鶏のだし汁の滋味あふれる味わいが体に染み入ります。麺がない時はライスペーパーを細く切って代用できます。パクチーや薄切りにした赤玉ネギをたっぷり乗せて本場の屋台気分を味わいましょう!
■一年中楽しめる!そうめんのパッタイ風
タイ料理の屋台料理パッタイ。現地ではお米の麺で作りますがそうめんで代用可能。くっつきやすいので気持ち油多めで作りましょう。
■和えるだけ簡単!韓国風ビビンそうめん 
コチュジャン:酢:しょうゆ:ゴマ油(2:1:1:1)の黄金比のダレで作る簡単ビビン麺。タレが少し余ったら厚揚げや蒸し鶏に絡めても◎。用途の幅が広いこの黄金比は覚えておくと便利です。
■エスニック冷やし中華
ナンプラーとライムが効いたエスニック気分満点の冷やし中華。米麺、そうめん、うどんでも楽しめます。テレワークのランチタイムは気分転換も重要です。いつもと違った麺類で気分を高めましょう。
おうちにいながら世界の屋台気分が味わえるアジア麺。ナンプラーや甜麺醤など冷蔵庫で眠りがちな調味料を活躍させる絶好のチャンス。「今日はどこの国の屋台にしようかな?」と心ウキウキ、お楽しみください♪
(豊島早苗)