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トレンドシューズ選びも失敗しない! 賢い靴の選び方3つ

今年も足元のオシャレが楽しい季節がやってきました。夏本番に向けて、バイカラーやスケルトン、ウェッジソールのサンダルや、オペラシューズなど、今年顔のシューズをゲットしようと考えている方も多いのではないでしょうか。


しかし、ちょっと待ってください。靴やサンダル選びで失敗したことはないですか? 「流行りだから」「安いから」「カワイイから」だけでサイズの合わないシューズを買うと、トラブルに悩まされ、結局数回しか履かないことになってしまいます。

せっかくお金を出して買うのですから、かわいくて、さらに自分の足に合う履きやすいものを選んで、ひと夏で履き倒すくらい活躍させましょう。失敗しない靴選びのポイントはこちらです。

■1. 柔らかい素材のものを選ぶ
歩くという行為は、「1. かかとで着地」 → 「2. かかとからつま先に体重移動」 → 「3. つま先で地面をけりあげる」この3ステップの繰り返しです。足の筋肉をのびのび使ってこの3ステップを行えることが「歩きやすい」ということになります。

人間にとって、何もつけない裸足の状態が一番歩きやすい状態なので、それに少しでも近い形がよいでしょう。足と一体化して、足の運動の邪魔にならず、ある程度の運動に応じて変形できるものが好ましいと言えます。

固い素材の靴は余計な負担を足にかけるので、足が痛くなりやすいです。購入する前にシューズを上下にしならせてみて、反りが大きなものを選ぶようにしましょう。ウェッジソールや厚底サンダルは底が厚く、反りが少ないので、足への負担は大きくなります。

■2. サイズとワイズ、両方があっているものを選ぶ
自分のサイズの靴なのに合わない、ということもありますね。もっぱら、つま先からかかとまでの長さを表す「サイズ」が靴選びの基準にされますが、自分に合う靴を選ぶ際には足の幅(ワイズ)もとても重要な要素になります。

足の幅に比べ、靴の幅の方が狭いと、親指や小指の付け根が圧迫されタコや外反母趾の原因になります。反対に、靴の幅が広すぎると足が必要以上に靴の中で動いてしまい、靴の狭い部分へ足が滑りこんでしまうので、こちらも足をいためる原因になります。一度ワイズの大きさを測ってみるのもよいかもしれません。

■3. 甲の高さが合っているものを選ぶ
サイズとワイズに加え、もうひとつ重要なのが、足の高さ(甲の高さ)のフィット感です。これが一番重要かもしれません。現代女性は甲がうすい人が多いといいます。甲がうすいと靴が脱げやすくなります。

小さくてきつい靴もつらいですが、すぐ脱げる靴もひどくストレスになりますね。いつも脱げないように歩き方に注意しなければなりませんし、うっかり人混みの中で脱げたりしたら大変です。

甲の部分の調節をしやすいタイプの靴といえば紐靴です。この点において、トレンドのレースアップシューズはきちんと履きやすさも兼ね備えているといえます。

逆にオペラシューズやスリッポンタイプのシューズは甲の部分の調節ができず、実はサイズを合わせづらいのです。履きやすそうにみえるため、サイズ感を適当にしがちで失敗しやすいので注意が必要です。

パンプスも、最近のものは甲を覆う部分が指の付け根くらいまでしかなかったりするので、甲が抜けやすい場合は、甲を固定できる別売りのストラップなどを使うと足が安定します。サンダルも甲に一本ストラップが入ったものを選ぶと断然歩きやすくなります。

この他、きちんと用途にあわせた靴を選び、試着時には必ず両足はいて、歩いてみるようにしましょう。靴は小さくても大きくてもダメです。足元が安定しないと、その不安定を無意識のうちに体の別の場所が補うようになり、腰や肩、首など、足とは別の場所に支障がでることもあります。

服であれば、多少サイズがあわなくても着られるのでかわいさ重視で問題ありませんが、靴はいくらデザインが気に行ってもサイズが合わなければ履かなくなるものなので、きちんと選びたいですね。

既製品だとサイズがジャストフィットする靴を見つけるのはなかなか難しいので、中敷などを上手につかって補正するのもオススメです。

(金沢 霞)

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