■前回のあらすじ
保活を始め、保育園入所希望の申し込みが終わったが…
こんにちは、宝あり子です。
保育園への入所希望の申し込みが終わりましたが、0歳児クラスの途中入園に空きが出ないまま時は過ぎていきました。
保育園に入れないと復職できない。
でも
子どもともう少し一緒にいたい。複雑な心境でした。
■4月度入所希望の結果が届いたが…そしてついに4月度入所希望の結果が届きました。
申し込んだ保育園、すべて入所することができず、
待機児童となりました。
わたしが長女を出産した当時(2015年)は1歳で保育園に入所できない場合、1歳6ヵ月まで育休を延長することができました。
こうして、わたしは育休を1歳6ヵ月まで延長することにしました。
■復帰のタイミングついて育休延長の手続きで会社へ行き、手続きが終了。
久しぶりに同じ部署だった上司と後輩と話すことができました。
現在の部署の状況や人の異動など、さまざまな話をしました。
すると後輩が…。
私の先輩は復職した数ヵ月に再び産休をとった際、周りから「また産休に入るなら復職しないで育休延長すればよかったのに」と、心ないことを言われていました。
この発言はとてもショックで、わたしの中でずっと引っかかっていました。わたしも育休延長後に復職できたとして、またすぐ第2子の産休に入る可能性もある…。
もしそれで引継ぎなどで周囲に迷惑をかけてしまうのなら、2人目の産後に復職する方が迷惑を少しでも減らせるのだろうか?
それはわたしも保育園へ入所ができず、育休を延長することになったときに少し考えました。
■本来ならどのタイミングでも産休育休を取ることができるはずだが…産休、育休は働く者の権利です。
本来ならば、どのタイミングであろうと取得することができます。
しかし、仕事、職場の人間関係などにより、産休育休のタイミングを考えざるをえない状況の人もいます。
今年(2022年)10月から育児休業制度は改正の予定です。
育休を分割して取得することができ、夫婦で育休を途中交代することもできます。
しかし、改正しても取得できなければ意味がありません。やはり職場によってはまだ「育休が取得しづらい雰囲気がある」という話も耳にします。
幅広い世代で意識改革が進み、男性も女性も育休を取得するのが今以上に当たり前である世の中になることを願っています。
(宝あり子)