結婚、妊娠、出産、どこで選択を間違えた―…?
親が借金に追われ、幼少期から苦しい生活を強いられてきた主人公・花子には、結婚相手に対して絶対に譲れない条件がありました。それは「金遣いが荒くないこと」「借金をしていないこと」。太郎と付き合って半年で妊娠が発覚し、借金は不要と考えられるほどの安定した収入があることからふたりは結婚。
ところがある日、太郎のデスクから150万もの借入明細票を見つけてしまった花子。嘘をついていた太郎には結婚前から借金があることも判明!蓋を開ければ借金はなんと総額約300万…。
一度は離婚を考えたものの、義両親の説得もあり太郎を許すことにした花子。無事に出産を終え、義実家でお世話になっていたある日のこと、飲み会代を要求してきた太郎の様子がおかしいと花子が家に戻ると、なんと女を連れ込んでいたのです。
借金の使い道はすべて女への貢ぎ物。謝罪する太郎にえい子と縁を切れと告げ、今すぐ引越しをするよう伝えました。離婚しないのは、えい子と結婚させないためだと言う花子ですが、本当にこれが最善なのでしょうか…?
このお話は作者3chaさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。
■前回のあらすじ
離婚しないのは許したわけではない、えい子と結婚させないためだと言う花子。借金でもなんでもして今すぐ引越しをすること、それまで義実家にいるとだけ伝え、家を出ましたが…。
■自分がしてきた選択に後悔…■子どもを産んでわかったこと…出産前だったらすぐにでも離婚していたかもしれない…。だけど、実際に出産・子育てをしてみて自分一人だけの力ではどうにもならないことに気付かされた花子。
今安心して子育てができているのは「義両親のおかげ」というのは紛れもない事実。
離婚したくても、できないのが現実なのでした。
(3cha)