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「やろう、不妊治療」この1年で夫の考えが変わった理由とは?【僕たちは親になりたい Vol.22】

■これまでのあらすじ
早く子どもがほしい妻・美咲と、子どもを持つことに不安があって妊活に後ろ向きの夫・拓也。自分たちの不妊について夫婦間の温度差を感じ、ストレスや悩みを抱えていたふたりが、紆余曲折を経て妊活をスタートする。しかしなかなか結果が出ず、最初こそ夫婦で笑って励まし合っていたけれど、月日がたつにつれふたりの心も身体も重くなっていく。妊活の目途としていた1年が過ぎて、拓也が「病院へ行こう」と提案。しかし、美咲は1年前、不妊治療の話をしたときに拓也が「自然妊娠しなければ俺はそういう運命なのかもしれないなって思う」と言って断ったことを思い出し、拓也の心境の変化に戸惑ってしまうのだった…。

■妊活開始から起きた変化


■それでも美咲を母にしたい!

1年前は不妊治療をしたくないと言っていた拓也が、自分から「病院へ行こう」と言い出した理由を語り出します。

妊活を始めてから街中の親子を見るようになって、これまで想像できなかった「家庭」というものが見えてきたこと。

それによって、想像以上に大変なことはたくさんあると思うけれど「美咲をお母さんにしてあげたいし、俺も父親になってみたい…!」と強く思ったこと…。

そして、「ここまで頑張ってきたのに、このまま諦めたら絶対後悔する。やろう、不妊治療」と美咲に言うのでした。


(ちなきち)

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