■これまでのあらすじ
36歳で年収一千万、美人の妻と可愛い娘ふたり…、一見完璧な男に見える主人公のすぐる。しかしその実態は「極端な被害妄想」「亭主関白」を振りかざす、かなり面倒な男だったのです。夫に家事育児をお願いするなんて「妻の怠慢」であり、もってのほか。そんな夫にストレスを溜めながらも、機嫌をとりながら上手く付き合ってきた妻。しかし我慢も限界を迎え、夫と対等となれるよう、働くことを決意。夫は案の定「僕は甲斐性ナシなの?」と詰め寄りますが、夫を持ち上げ仕事を始める許可をとったのでした。
ある日、すぐるが家族を喜ばすため「遊園地に行こう」と提案。しかし到着してみると遊園地は休園日。「なんで確認しなかったんだ!?」と妻に責任転嫁。妻は「すぐるが前日にネットで開園時間は調べていた」と反論すると、「二度と遊園地に連れてくるなってことね」といつもの被害妄想を炸裂させたのでした。
■公園で遊ぶことで娘は納得したのに…■「帰る」の一点張りの夫についに…せっかくお弁当も作って遊びに来たのだから、近くの広場で遊ぼうと提案したかすみ。
遊園地はまたの機会にということであやみも納得し泣き止みました。なんて良い子なのでしょう…!
しかし子ども以上に頑固なすぐるは「目的の遊園地がやっていないのなら帰る」と言って聞きません。
広場で遊ぶことに納得していたあやみをワガママ扱いした夫を見て、ついにかすみも我慢の限界。
かすみ、反撃に出ます…!
(神谷もち)