今から28年前…私が小学6年生のときの話です。
■連日頭痛におそわれた小学校の卒業が目前だった2月のある日、学校からの帰り道、私は頭痛におそわれました。
その日はひとりだったため、痛みに耐えながら必死で歩いて帰宅しました。
帰宅後、母に頭痛がすると伝え、痛み止めの薬をもらい、飲んで横になると、すぐに痛みは引き、楽になりました。
頭痛以外の体調不良がなかったので、気にしていなかったのですが…。
翌日もその翌日も頭痛におそわれました。連日の頭痛…さすがにおかしいと思った母は、病院につれて行ってくれました。
検査の結果、異状なし。
…え? こんなに痛いのに、異常なし!?
私がそう言うと病院の先生は…。
■中学校に対して不安はなかったが…中学校に対して、新しい生活についての不安がないか、聞いてきました。
私は特に不安がなかったので「ないです」と答えました。
結局、痛み止めだけ処方され、様子を見ることに。
私はランドセルに薬を入れて持ち歩き、頭が痛くなったときに飲みました。
それから、1、2週間は定期的に頭痛がする日が続きましたが、だんだんと間隔が空いていき…。
中学校に入学するときには、完全に消えていました。中学校は、小学校のときのメンバーがそのまま変わらず進学する状態でしたし、どちらかといえば、楽しみと感じていた私でしたが、自分でもわからないうちに緊張し、体がそれを感じ取って、異変が起きることもあると学びました。
わが子たちに新しい生活が始まるときは、自分の経験を生かし、気をつけてみています。
(SAKURA)