この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。
■これまでのあらすじ
中学受験を決めて塾に通い始めてからも、こうたの気晴らしになるかと思い、週に1時間程度ならと空手教室に通い続けていました。勉強の方では、上位クラスへの進級を目標にし、ご褒美を与えることでこうたのやる気を引き上げる作戦に。これまでこうたが受験をすることで勉強漬けにさせてしまうのは良くないのではと思っていたのですが、見事、上位クラスに上がることができ、喜ぶこうたの顔を見たくるみは、自分の選択は間違っていなかったのだと確信したのでした。








がんばって勉強もしているし、夏休みの勉強スケジュールも徹底しているはず…こうたの成績が下がっている原因はいったい何なのか…。
勉強に集中してもらいたいと考えたくるみは、こうたにゲーム禁止令を出したのでした。
『すべては子どものためだと思ってた』著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA)
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未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。
(ウーマンエキサイト編集部)