息子の進級がじわじわと迫ってきていて、新たな春を感じる今日この頃。
息子が学校からお手紙を持ち帰ってきました。
「書道セット購入のお知らせ」です。
■軽すぎる書道セット希望者は同じものを一斉に購入できるとありましたが、お友だちから「中学校・高校も使うらしい」という情報を仕入れていた息子は、自分の好きな書道セットを購入することにしました。
無事に気に入るものがネットで見つかり、早々に届けてもらったのですが…。
なんだか私の知っている書道セットとは違う雰囲気なのです。
私世代の書道セットは、石の「すずり」がずっしりと重く、家から学校に持って行く日は、とても大変でした。
しかし、
息子に買った書道セットは何も入っていないのでは!? と思うほど軽かったのです。まさか「バッグだけ買ってしまったのか!?」と焦って中身を確認しましたが、筆やすずりなどすべてが揃ったスターターセットでした。
どういうことなのかと、ひとつずつ手に取ってみたところ…。
■息子のランドセルの重さもすごいなんと「すずり」がプラスチック製でした!
ちなみにオモテ面・裏面がそれぞれ墨汁用・墨用になっていました。
私は、その便利さに感動しましたが、令和キッズの息子はイマイチ分かっていない模様。
前述の通り、私の書道セットは「すずり」が大変に重く、バッグも息子の書道セットのように肩かけができませんでした。
おまけに、バッグの持ち手に手首を通すこともできず、1時間半かかる通学の間、ずっと重いバッグを握り続けなければいけませんでした。
私から、この話を聞いた息子は「そんなに重いものを、長い時間、どうして持つの…」という反応でした。
私の世代と比べて、勉強量や時間が大幅に増えている、現代の子どもたち。
そのため、元気で活発な息子も、
週の後半は「ランドセルが重すぎる…」とこぼすことがあります。確かに、私の書道セットは重かったですが、息子のランドセルのほうが重いかもしれません。
今後の技術の進歩に伴い、学校で使うものが軽量化されることを本気で祈っています。
(mochiko.)