■これまでのあらすじ
最近妻が冷たくなってしまったことに頭を抱えている主人公・ゴロウ。生後2ヶ月の息子の世話に追われ、常に寝不足の妻は育児をしないゴロウに不満を持っていました。ゴロウが風邪をひいたある日、妻に優しくされて嬉しくなり、その日を境に頻繁に仮病を使うように。息子の世話に加えゴロウの看病まで頑張っていた妻がある日インフルエンザを患ってしまいますが、ゴロウは看病するどころか妻と息子を置いてホテルにこもり、妻の恨みを買ってしまいます。後日体調不良を訴えたゴロウは溶連菌と診断され、妻は息子を連れて実家へ。仕返しされたと思ったゴロウは妻を責めますが、妻が言い返した言葉がようやく響いたようで、これまでの行いを反省するのでした。
■優しくして欲しかっただけなのに…


■目が覚めると…?



意識が朦朧とする中、ようやく自分が身勝手な行動を繰り返していたことを反省するゴロウ。
相手と同じ立場になって初めて気付くこともあるかもしれませんが、今までミサキもきちんと言葉にして伝えていたので、もう少し早く気付いて欲しかったですね。
夢の中でもワガママを言いつつ、眠りについたゴロウですが、ハッと目を覚ますとミサキが目の前に…!
辛いときに助けてもらえない悲しさを分からせるためにあえて鬼になったであろうミサキ。本当にゴロウをひとりにするつもりはなかったのかもしれませんね。
人を思いやる気持ちってこういうことですよね!
(神谷もち)