香菜やナンプラーの
エスニックな香りが食欲を刺激する季節。
前菜に瑞々しい生野菜とエビを合わせたサラダはいかがでしょうか。

キュウリと紫玉ネギは塩をからめて
水気を絞ってから和えることがポイント。青唐辛子は市販の塩漬けも美味。
辛みがアクセントとして感じられる程度に少し加えてください。エビは横半分に切ったものを蒸すと反ってしまうので蒸してから横半分に切り、アボカドは最後に和えるときれいに仕上がります。
■エビと春雨のエスニックサラダ調理時間 20分
レシピ制作 保田美幸
エビと春雨のエスニックサラダ
【材料】(2人分)エビ 8尾
白ワイン 大さじ 2
春雨 20g
キュウリ 1本
紫玉ネギ 1/8個
塩 少々
アボカド 1個
<調味料>
砂糖 小さじ 1
酢 大さじ 2
ナンプラー 大さじ 1
青唐辛子(輪切り) 少々
パクチー(香菜)(刻み) 適量
【下準備】1、エビは殻と背ワタを取り除き、水洗いする。
2、春雨はボウルに入れ、熱湯を入れて好みの柔らかさに戻してザルに上げる。長ければ食べやすい長さに切り、冷蔵庫で冷やしておく。
【作り方】1、キュウリは厚さ2〜3oの斜め切りにし、紫玉ネギは縦に薄く切る。塩少々で和えて10分置き、水気を絞る。

2、小鍋にエビと白ワインを入れて弱火にかけ、鍋に蓋をして蒸し煮にする。火を止めてそのまま粗熱を取り、エビは取り出して横半分に切る。蒸し汁はボウルに移し、<調味料>の材料を混ぜる。

3、(2)のボウルで(1)の野菜、春雨、エビを和え、最後にアボカドを厚さ7〜8oに切って加える。

4、味をみて薄ければ塩で調味し、器に盛る。お好みで香菜をのせる。

・バランス良い、香り豊かなペアリング
ペアリングに山形県の
ソーヴィニヨンブランを合わせました。フルーティーな香りとほのかなハーブの香り、そして微(かす)かな苦み。この
バランスのよい複雑性がエスニックサラダによく合います。

▼今回使用したワイン情報
【商品名】蔵王ウッディファーム ソーヴィニヨン・ブラン(2022)
【生産者】蔵王ウッディファーム&ワイナリー
【種類】白ワイン
【品種】ソーヴィニヨンブラン93%、アルバリーニョ7%
【風味】トロピカルフルーツの香りと、控えめな柑橘とハーブの香り。澱の微かな苦みも心地よく感じられる味わい深いソーヴィニヨンブランです。
【アルコール度数】11.5%
【産地】山形県
(保田 美幸)