■これまでのあらすじ
主人公・しろみは、彼氏のユウの地元にある猫カフェに遊びに行くことに。しかし、そこで「息子の彼女を見に来た」と言ってユウの母親が現れたのです。しろみを一瞥した義母は、いきなりひどい言葉を浴びせ、理不尽な理由でユウとは不釣り合いだと否定します。母親のあまりにも酷い言動に、ユウはしろみの耳を塞ぎ、その場からしろみを連れ出しました。その後の猫カフェでの時間は、義母との強烈な初対面のせいでほとんど記憶がなく、しろみは早くひとりになって気持ちを落ち着かせたいと、ユウに駅まで送ってもらうことに。しかし駅に行くにはユウの家の前を通らなければならず、ドキドキしながら足早に通り過ぎました。ホッとした瞬間、後頭部に何やらベットリした感触が…。
■頭への違和感の正体は…!?■怒り狂う義母の手には…■息子の言葉も聞かずその場を立ち去り…頭のベットリした感触はなんと生卵でした。振り返るとそこには「ユウが怒ったのはアンタのせいだ!」と怒り狂った義母が立っていました。
すかさず塩まで撒き、ユウの言葉を聞かずに家に戻っていった義母。
しろみと付き合ったことでユウが変わってしまったと思っているようで、自分のひどい言動のせいでユウを怒らせたとは微塵も思っていない様子。
自分の息子が選んだ相手を知ろうともせずに引き裂こうとするなんて、信じられない奇行ですね…。
(しろみ)