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【行楽弁当を彩る】いなり寿司の人気レシピ7選〜詰めやすい酢飯を作るコツも要チェック!

秋の空気が心地良く感じられる今日この頃。ピクニックや運動会など、外でお弁当を囲むのが楽しいですね。

パクッと手軽に食べられるいなり寿司は、行楽弁当にぴったり! そこで今回は、いなり寿司の人気レシピ7選をご紹介します。


油揚げの味付けから行うこだわりレシピや、ご飯の具材やトッピングにひと工夫加えたアレンジレシピを厳選。イベントのおともに作ってみてくださいね!

■【一から手作り】簡単人気のいなり寿司 具だくさんでお弁当にも
手作りのいなり揚げは、煮汁がたっぷりしみ込んでジューシー! 油揚げは熱湯で油抜きをしてから煮込むのがポイントです。具として、合わせだしで煮たゴボウ・レンコン・ニンジン・タケノコが入れるため、コリコリとした歯応えがアクセントになりますよ。

簡単人気のいなり寿司 具だくさんでお弁当にも by中島 和代さん
簡単人気のいなり寿司 具だくさんでお弁当にも by中島 和代さん

【材料】(4人分)

お米 2.5合
昆布(10cm角) 1枚
酒 大さじ 2
作り置き甘酢 大さじ 6
油揚げ(いなり用) 10枚
<油揚げ用煮汁>
だし汁 300ml
酒 大さじ 4
みりん 大さじ 1
砂糖 大さじ 4
しょうゆ 大さじ 3
ゴボウ 3cm
レンコン 2cm
ニンジン 3cm
水煮タケノコ 1/4本
<具の合わせだし>
酒 大さじ 1
砂糖 大さじ 1
みりん 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 1
サラダ油 小さじ 2
黒ゴマ 大さじ 3
甘酢ショウガ 適量


【下準備】

1、お米は洗ってザルに上げる。炊飯器に先程の米を入れ、そこへぬれ布巾で汚れを拭き取った昆布をのせる。酒を加えてすし飯用の水加減で炊く。

2、油揚げは麺棒などでコロコロ押しながら転がし、袋状に開けやすくする。たっぷりの熱湯に油揚げを入れて油抜きをし、ザルに上げて水気をきり、半分に切って袋状に開ける(正方形の油揚げは、長方形でも三角形でもお好みの形に切って下さい)。

簡単人気のいなり寿司 具だくさんでお弁当にも by中島 和代さんの下準備2

3、ゴボウはたわしで水洗いし、縦に何本か切り込みを入れ、細かなみじん切りにして水に放つ。何回か水を替えながらアク抜きし、ザルに上げて水気をきる。

4、レンコン、ニンジンは皮をむいて細かなみじん切りにし、レンコンは水に放つ。タケノコはみじん切りにする。

5、黒ゴマはフライパンに入れ、中火で時々ゆすりながら、香ばしく煎る。


【作り方】

1、鍋に<油揚げ用煮汁>の材料と水気を絞った油揚げを入れ、弱めの中火にかける。落とし蓋をして煮汁がほとんどなくなったら、火を止めてそのまま冷ます。

簡単人気のいなり寿司 具だくさんでお弁当にも by中島 和代さんの作り方1

2、鍋にサラダ油を熱し、水きりしたレンコン、ゴボウ、ニンジン、タケノコを炒め合わせる。<具の合わせだし>の材料を加え、汁気がなくなるまで煮て冷ましておく。

簡単人気のいなり寿司 具だくさんでお弁当にも by中島 和代さんの作り方2

3、ご飯が炊き上がったら昆布を取り出し、飯台に作り置き甘酢を大さじ1〜2入れて全体にぬるように広げ、炊き上がったご飯をあける。甘酢を全体にまわしかけ、切るように混ぜ、人肌位の温かさまで冷ます。冷めたら、(2)の煮た具、黒ゴマを混ぜ合わせる。

簡単人気のいなり寿司 具だくさんでお弁当にも by中島 和代さんの作り方3

4、(3)を20等分に分けて軽く握り、軽く汁気をきった油揚げで包む。形を整えて器に盛り、甘酢ショウガを添える。

簡単人気のいなり寿司 具だくさんでお弁当にも by中島 和代さんの作り方4


【このレシピのポイント・コツ】

お米の洗い方。ボウルにお米を計量し、たっぷりの水を入れ、混ぜずにすぐに水を流します。ひたひたまで水を入れて両手でお米をすくい取り、すり合わせるように軽くお米とお米を何回かこすります。にごった水を流し、蛇口から水を勢いよく加え、白濁しなくなるまでこれを何度か繰り返してザルに上げます。最初に入れる水が最もお米が吸収しやすいので、より良質な水を使う事をおすすめします。



■【アイデア満載!】いなり寿司の人気レシピ6選

クルクルいなり寿司



油揚げの上にご飯と焼きのりをのせて巻くと、ロールケーキのようなかわいらしい見た目に。ご飯は半量に分け、それぞれ白ゴマ、桜でんぶを混ぜ込んで2種類の酢飯を作りましょう。ふりかけやハムなどを混ぜてもOK。アイデア次第でバリエーションが広がりますよ。



根菜入りいなり寿司



シャキシャキ食感の野菜がたっぷり詰まったいなり寿司は、食べ応え抜群です。根菜は細かく刻むので、野菜嫌いのお子さんでもパクパクと食べられますよ。ご飯を詰めた後、あえて口を閉じずに混ぜご飯の彩りを見せる「オープンいなり」にするのもおすすめです。



栗おこわのおいなりさん



もち米100%の栗おこわを詰める、いなり寿司。ひと口頬張ると、油揚げと栗のやさしい甘さが口いっぱいに広がります。仕上げにゴマ塩を振れば、香ばしさが加わって味に深みが出ますよ。季節限定の贅沢な一品を、ぜひご賞味ください!



おいなりさんでピクニック♪



ご飯を俵型に握ってから油揚げに詰めることで、こんもりとしたフォルムがかわいらしいオープンいなりになります。梅干し・枝豆・たくあんといったカラフルな具材を上にのせれば、思わずワクワクする見た目に。パーティーなどのおもてなしにも最適です。



手まりいなり寿司



ラップに広げた油揚げの上にご飯をのせて、キュッと茶きん絞りにしたら出来上がり。ご飯を詰める作業がないので、手軽にササッと作れます。油揚げを開く際に出た切れ端はみじん切りにし、混ぜご飯の具材にして使い切りましょう。



肉のせいなり寿司



オープンいなりに、焼き肉・ローストビーフ・鶏そぼろをトッピングする、大満足の一品。錦糸卵やクレソン、ワサビも添えて、華やかに仕上げましょう。お好みで、唐揚げや焼き鶏、生姜焼きなどをのせても楽しめますよ。



■詰めやすく、崩れにくい酢飯は「水分量」が決め手
いなり寿司の中身に酢飯を使うときは、ご飯の水分調整がカギ。水分が多いと詰めづらく、少ないとパサつきが気になります。

酢飯は木製の「飯台」で作るのがおすすめ。余分な水分を吸ってくれるため、酢飯をほど良い水分量で仕上げることができます。

自宅に飯台がない場合は、ボウルで代用してもOK。ご飯の熱を逃がしやすくするために、大きめのものを使いましょう。加えて、うちわなどで手早く水分を飛ばすと、ツヤのある酢飯になりますよ。

これらのポイントを押さえることで、ワンランク上の仕上がりになります。ぜひ試してみてくださいね。
(Lily-bono)
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