彼と過ごすお正月。何かと忙しい年末におせち料理を作るのは大変ですし、一生懸命作ってみても意外と喜ばれなかったり。気負わずに作れて、お正月っぽいごちそうでおもてなししたい!
そんなあなたに、和風チキンミートローフのレシピをご紹介します。いつものミートローフをちょっとお正月風にアレンジして、ぎんなんやごぼう、にんじんなどを混ぜ込み、鶏肉でヘルシーに作りましょう。
混ぜて型に入れたらオーブンまかせで手があきますし、おせち料理で使う野菜ばかりなので、飾り切りをしたときに出る余分なところをまとめてきざんでしまえば低予算でできるのも魅力的です!
それではさっそく作り方です。
●混ぜて焼くだけ! 和風チキンミートローフ(18×8×6センチのパウンド型1台分)・鶏ひき肉…300g
・塩…小さじ1/4
・A味噌…大さじ1
・Aみりん…大さじ1
・卵…1個
・パン粉…大さじ2
・牛乳…大さじ2
・たまねぎ(すりおろし)…大さじ2
・ごぼう…1/3本
・にんじん…1/2本
・いんげん…4本
・ぎんなん…30g
・ごま油…適量下準備:Aはあわせておく。パン粉は牛乳にひたしておく。パウンド型(18×8×6センチ)にオーブンシートを敷いておく。
1)ごぼうは皮をたわしでこそげ、よく洗って水にさらし、水気を切って粗みじん切りにする。にんじんは粗みじん切りにする。いんげんは5ミリ幅に切る。
2)フライパンにごま油を入れて熱し、1)の野菜を炒め、塩(分量外)をふって軽く味をつけ、バットなどに取り出して冷ましておく。
3)オーブンを200度に予熱する。ボウルに鶏ひき肉、塩を入れ、よく練る。粘りがでてきたら、A、溶き卵、牛乳にひたしたパン粉、2)の野菜、ぎんなんを加え、混ぜる。
4)オーブンシートを敷いた型に3)のタネをすき間があかないようにきっちりと詰める。半量入れたらトントンと型をたたいて空気をぬき、残り半量を入れて同様にすると良い。表面をゴムベラなどで平らにならす。
5)200度のオーブンで30分焼く。竹串をさしてみて透明な肉汁が出るようなら焼き上がり。(赤い汁が出るようなら時間を調節しながらさらに焼く。)
6)粗熱がとれたら、食べやすく切る。好みでクレソンや型抜きして塩ゆでしたにんじんなどを飾る。
パウンド型は100均などでも購入できますし、アルミ製の使い捨てのものもあるので探してみてください。
今回はお正月なので、梅型で抜いた後、それぞれの葉っぱの真ん中から斜めに切りこみを入れた“ねじり梅”を添えました。
お煮しめから少し拝借してもいいでしょう。花れんこんを添えてもお正月らしくてかわいいです。もちろん、おせち料理の1品としてお重に詰めてもいいですね。素敵なお正月を!
(森崎 繭香)