春の旬の食材といえば、菜の花! 菜の花はアブラナ科のとても栄養価の高い緑黄色野菜で、美容や健康に抜群の効果を発揮してくれる食材なのです。

春は食事が美味しく感じる季節。せっかく食べるなら、美と健康に役立つ食材を積極的に摂りたいですね! そこで今回は、美肌・美容効果に優れた菜の花の、美容成分をご紹介します!
■菜の花の驚くべき沢山の栄養分栄養価が高いと思っても、何に効果的かよく分からず食べていることも多いのではないでしょうか? 美容成分をわかった上で食べると、より美意識が高まり、実感しやすくなります。その中でも、菜の花には驚くほどの沢山の美容成分が入っています。
<ベータカロテン>
体内でビタミンAに変わり、粘膜を健康に保ったり、抗酸化作用があります。
<ビタミンB1>
疲労回復のビタミンです。糖質をエネルギーに変える為に必要なので、ダイエットにも効果的です。
<ビタミンB2>
お肌のビタミンと言われており、お肌の保護や抵抗力を高めます。脂肪の代謝にも必要な成分なので、美容には嬉しい成分です。
<ビタミンC>
菜の花の含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス! ピーマンの1.5倍以上、ほうれん草の4倍近くのビタミンCが含まれています。コラーゲンの生成や、美白に効果的です。ビタミンCは水溶性なので、茹でるとビタミンCが流出してしまいます。調理法には気を付けましょう。
<カルシウム>
骨を丈夫にし、イライラをおさえてくれます。
<カリウム>
体内の塩分バランスを保ち、むくみの解消に効果的です。塩分が多いメニューに菜の花が添えられているのは、効率良い食べ合わせです。
<食物繊維>
便通を良くする効果があります。
<鉄>
貧血防止効果があります。筋肉を動かすのに必要な成分でもあります。
<アリルイソチオシアネート>
わさびやカラシに入っている辛味成分で、抗菌作用・血栓防止効果があると言われており、健康にとても良い成分です。
上記の栄養が満載な菜の花は、アンチエイジング・シミ・便秘などに効果的で美肌やダイエットに嬉しい食材です。
■美肌効果を得ることができる、菜の花の選び方と調理の仕方花が咲いているものは栄養価が落ちるので、つぼみが閉まっているものを選びましょう。苦みがあるので、さっとゆでましょう。上記にもあるように、茹で過ぎるととビタミンCが流出してしまうので、さっとでOKです。
ベータカロテンは脂溶性なので、オリーブオイルなどの油で軽く炒めると吸収率がUPします。葉と茎は固さが違うので、分けて調理をすることがオススメです。茎から先に調理しましょう。
これからの時期、スーパーなどでも良く見かける菜の花を摂取して、美肌・美ボディを手に入れましょう!
>>E・レシピで菜の花のレシピを見る(服部恵)