梅雨のシーズンは爆発したりペチャンコになったりといった髪の悩みが続出。せっかくセットしても会社に着く頃には崩れてしまっていた…なんて経験、アナタもあるのではないでしょうか? そんな雨の日や湿気の多いときでも思い通りにスタイリングできる美容師さん直伝の方法を、髪のお悩み別にご紹介したいと思います。
■スタイリングしても湿気でペタンコに…猫っ毛など髪質が柔らかい人は、巻いてもすぐにカールがとれたり後頭部がペタッとつぶれてしまいがち。毛先をヘアアイロン等で巻く場合は、巻き髪用スプレーを吹きかけてからしっかり目に巻きましょう。仕上げにハードスプレーを吹きかければ、雨の日でもカールが長持ちします。
ショートやボブ等のヘアスタイルで、後頭部にフワッとした立ち上がりをキープしたいなら、根元を浮かして毛の流れと逆方向にドライヤーの風を当てて。更にマジックカーラーやホットカーラーでトップの髪を巻いてボリュームを出し、仕上げに髪を持ち上げながら内側にハードスプレーを。つけすぎは根元が倒れてしまう原因になるので注意しましょう。
■広がったりうねってしまうのが悩み湿気で髪がうねるときは、髪が半乾きの状態のときに根元から引っぱるようにしてドライするのがポイント。根元の髪をわしづかみにして前側に引っぱりながらドライし、乾いた後は冷風を当てて冷ますとストレート感が持続します。
髪が横に広がってまとまらない場合は、完全に乾ききらない状態のときに表面の髪をダッカールでとめ、内側の髪を手の平でおさえるようにしながらドライヤーの温風を当てます。内側の髪が乾いたらダッカールをはずし、表面の髪を手の平でなでるようにドライ。ロングヘアの場合は更に毛先が内巻きになるようにねじりながらドライヤーの温風をあてるとまとまりやすくなります。
■雨の日でもサラツヤのストレートにしたいサラサラのストレートの基本は髪のダメージが少ないことが重要。そのためには日常のお手入れも必要です。髪を洗った後に洗い流さないトリートメントやヘアオイル等を馴染ませてからドライヤーでしっかり乾かします。
サラツヤのストレートに仕上げるにはロールブラシ等を使った念入りなブローが必須ですが、時間がなくて難しい場合はストレートアイロンを使用しましょう。表面の髪をダッカールでとめ、内側の髪からストレートアイロンをあてていきます。根元から毛先にむけて何度かゆっくりと滑らせるのがコツ。うねりがある箇所は数秒間挟んでから滑らせるとまっすぐなストレートに。
ポイントをしっかりおさえておけば、雨の日でもスタイリングをキープできるはず。他にも簡単なアレンジヘアに挑戦する等、湿気に負けないヘアテクを試して梅雨のシーズンを乗り切りましょう!
(YUKICO)