仕事やプライベートでパソコンをよく使用する人は要注意! 目や腰などへの負担だけでなく、パソコン作業の多い人はマウスを操作している手がある病気にかかりやすいって知っていましたか?
マウス症候群って知ってる? デスクワークの人が陥りやすい病気について
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その名も「マウス症候群」。一体どんな病気なのでしょうか。
■パソコン作業をする人は気を付けて!マウス症候群は、長時間パソコンを扱う人なら誰しも発症する恐れのある病気です。長時間同じ態勢で同じ動作をするために、マウス症候群になってしまうというケースがほとんどです。
最近はスマートフォンでも同じような症状が出てきているので、長時間同じ姿勢、同じ動作はなるべく避けるようにしましょう。
■マウス症候群の症状とは?気になる症状には次のようなものがあります。
- 手や手首、肩、ひじなどの痛み・しびれ
- 握力が低下する
- 背中、肩のコリや倦怠感
他にも、目の疲れや頭痛など。手とは直接的に関係のない部位にも影響があるため、デスクワークが多いかたはこれらの症状が出てきた場合は、マウス症候群を疑った方が良いかもしれません。
■症状を緩和させるには?マウス症候群を緩和、予防するコツは、なるべく長時間のパソコン作業を控えること。マウスを使うとき、左手も使うようにして右手を休ませる、同じ姿勢にならないように、体勢を変えるなどです。
疲れを感じたときにはいったん休憩して、ストレッチやマッサージなどをしてみましょう。また、長時間の作業をできるだけしないこと、それでも痛みやしびれなどが改善されないときには作業環境を見直すことも大切です。
パソコンの動作が遅いとき、ついついクリックを多くしがちになりますが、この動作がマウス症候群を悪化させる動作になってしまうそう。例えイライラしても、無駄なクリックはしないようにしましょう。
指や腕、肩などに違和感をおぼえたら、まずは作業環境や自分のクセを見直してみてください。初期の段階で悪化することを予防しておけば症状は次第に緩和していくはず。
パソコンでの作業が多い人にとってはいつ発症するかわからないこの病気。この機会にしっかりと対策をしておいてはいかがでしょうか。
(RUREI)