話題沸とう中のラテアート。「挑戦してみたいけど、むずかしそう」と、ちゅうちょしていませんか?
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ラテアートはつくり方もデザインも自分の力量に合わせてチャレンジできます。なかには、ビギナーでも簡単にトライできるものもあるのです。ここでは、難易度別に紹介します。
■おうちにあるもので簡単アート思いたったが吉日、興味を持ったならば、早速ラテアートをつくってみましょう。まずは、ベースづくり。コーヒーは、ドリップ式でもインスタントでもOKです。アートとなるスチームミルクは、牛乳を耐熱性カップに入れたら、レンジでチンするだけ。
無調整牛乳を使うことと、温度は60℃くらいにすることがポイントです。あたためた牛乳をハンドミキサーでかくはんすることにより、スチームミルクが完成します。
最初は、つくりやすいハートからトライしてみましょう。コーヒーの上にスチームミルクを注いだら、つまようじで上から下に線を入れて、完成。
ハート型がつくれるようになったら、ラテアートの定番デザイン、リーフや動物などにもチャレンジしてみましょう。バリエーションが増えれば、つくる相手によってデザインを変えるというおもてなしもできますよね。
つまようじのほかに、チョコペンで絵を描く方法もあるので、好みで使いわけてもよさそうです。
■本格派、カフェ仕様アート基本的なデザインがつくれるようになったら、見た目も味わいもカフェの雰囲気が楽しめる、ワンランク上のラテアートに挑戦してみましょう。
決め手となるのは、スチームミルクのきめ細かい泡です。空気を多く含むスチームミルクはエスプレッソマシーンでつくれますので、フトコロ具合と相談のうえ、購入してもいいですね。
手先の器用さを自負している方は、さらに一歩前進したアートに挑戦してみてはいかがでしょうか。ちょっとしたサプライズ演出にもぴったり。ラテアートを前に会話もはずむことまちがいなしです。
■ラテアートにぴったりのカップ&ソーサーさてここで、ラテアートに最適なカップ&ソーサーの紹介をします。まず、サイズは200cc前後がいいでしょう。小さすぎると描きにくいですし、大きすぎると雰囲気が出ません。
また、アートが引きたつようにカラーはホワイト、形は角ばったものよりは、ゆるやかなカーブのあるカップがオススメ。視覚効果によって、デザインがいきるそうです。
■デザイン力がアップ!モコモコとした3Dラテアートがつくれるアイテムも販売されています。その名は「3Dラテメーカー アワタチーノ」。無脂肪牛乳、または無調整豆乳を本体に注ぎ、スイッチを入れたら1分で立体的な泡が完成します。無脂肪牛乳は冷たいままで、無調整豆乳はあたためて使うことがポイントだそう。
スチームミルクができたら、好みのデザインにデコレーションするだけ。立体的でかわいいラテアートが完成します。
■もはや芸術? カラフルアート食紅やデザートソースを使って、あざやかなカラーを演出する方法もあります。色をつけることにより、ラテアートに深みや躍動感が出るのです。唯一無二の作品をつくりたいという方にオススメです。
ラテアートとひとことでいっても、バリエーションはさまざま。自分のセンスが生かせるアートは、相手への心づかいも感じられるもの。つくる側も飲む側も、ほっこりとした笑顔になれるでしょう。
(EKKO)