手作りできると、ちょっと上級者感がでるお菓子といえば「シュークリーム」。手作りするのは難しそうなイメージがありますが、実はシュー皮は薄力粉、卵、バターの3つの材料だけでできるんです。
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まるで専門店がつくったような、パリパリサクサクのシュー皮をつくるコツを紹介します。
■手作りシュークリームで女子力に差がつく!?数あるお菓子のなかでも、手作りできると上級者感が一気にアップするのが「シュークリーム」。
ちょっとした差し入れなんかに持参すれば、「えっ、シュークリームって手作りできるの!? すごい!」とびっくり&絶賛されること間違いなし。
しかも必要なのは、薄力粉、卵、バター(無塩タイプがオススメです)という、身近にある材料ばかりです。
■失敗しないコツは「道具選び」にアリ1. それぞれの材料を計量します。ここをぴったりと測れるかどうかが、まず最初の関門となります。
ひとつひとつ、落ち着いて計量してみてください。使う器具は、お鍋と製菓用のヘラ(なければしゃもじでもOKです)、しぼり袋、ボウル数個のみ。準備ができたら、さっそくつくりはじめましょう。
2. 水を100ml測り、お鍋に入れましょう。お鍋を中火にかけて、バターとひとつまみの塩を入れ、溶かします。
この間にオーブンを200度に設定し、予熱をしておいてください。
そして薄力粉60gを計量し(ふるいにかけておくとベターです)、卵2個(Mサイズ)をボウルに入れて溶きほぐしておきましょう。
3. バターが完全に溶けて沸騰してきたら、薄力粉60gを一気に加え、ヘラで混ぜます。
薄力粉がお湯を完全に吸い込んだと思ったら、すぐに火を止めて取っ手を握り、ヘラをお鍋の内側の壁にこすりつけるような感じで、全力で混ぜましょう。混ぜ方があまいと失敗の原因になります。
4. バターと薄力粉が完全に混ざったら、溶きほぐした卵を加えます。うまく混ざるよう、半量ずつ2回にわけて入れるのがオススメです。
1回目の卵液を入れたら、ヘラでお鍋のなかに円を描くような気持ちでグルグルと混ぜましょう。
混ざりきったら、残りの卵液を入れます。1回目と同じく、均一になるまでグルグルと混ぜましょう。
生地にツヤがでてきたら、準備OKのサイン。しぼり袋に生地を入れて、焼く準備をしましょう。
■トッピング次第でおつまみにも変身5. しぼり袋に生地を入れたら、先を切ります。わりと大きめ(直径1.5センチくらい)に切ってOKです。
準備ができたら、天板に生地を直径3〜5センチくらいに丸く置いていきましょう。生地を絞りだすときは、手の位置を動かさないように。
円の中心がブレて不均一な形のシューになってしまいます。
6. 生地が絞れたら、200度の予熱をしたオーブンの下段に天板を入れましょう。成功していれば、10〜15分で生地が大きくふくらんでくるはずです。ドキドキする瞬間!
20分ほどたって十分ふくらみきったと思ったら、オーブンの温度を180度に下げて生地を乾かしましょう。
これで表面がサクサクに仕上がります。
7. できあがったシューはよく冷まして半分に切り、なかにクリームや具材をはさみます。
カスタードクリームや生クリームをはさむのもよし、クリームチーズに生ハムやキャビアなどをはさめば、ちょっとしたおつまみにもなります。
つくって楽しく、食べておいしく、女子力もアップしちゃう手作りシュー。この冬チャレンジしてみるのはいかがでしょうか!
(Tokyo Edit)