年末に引きつづき、新年会や飲み会などが多いこの季節。靴を脱がなくていいことを店選びの条件にあげるくらい、私たち女性は「足のにおい」に敏感です。
とくにブーツの出番が増えるこの季節は「もしや、におう?」とヒヤヒヤするシーンも多いのでは。
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実際、靴屋さんを対象に行ったアンケート(2015年10月実施、足育研究会・株式会社シービックの共同アンケート)でも、約7割が「お客様の足のにおいが気になったことがある」と回答しています。これは、由々しき問題です!
※2015 年 デオナチュレと足育研究会の共同調査
そこで、お座敷での新年会や飲み会でも心おきなく靴を脱げるようにするための、足のにおいのケア方法を探ってみました。
■そもそも、冬の足はなぜにおうの?五味クリニック院長で、体臭・多汗研究所所長でもある五味常明先生によると、足のにおいの原因は、汗と角質、そして靴の3つにあるそうです。
足には汗腺が集中しているため、汗を放置しておくと皮膚常在菌によって分解され、においを発します。また、足裏からはがれおちた角質はアカになり、においのもとになるそうです。
冬場はブーツなどでムレやすいのも要因のひとつ。汗が蒸発しにくいうえ角質もはがれやすくなり、においのもととなる菌にとって居心地がよい環境がつくられるといわれています。
■足のにおいには“ミョウバン”がいい?足のにおいをやわらげるには、原因となる汗や角質、靴によるムレへの対処をするといいそうです。まずは、ふだんから心がけたい足のケアから見ていきましょう。
- ムレを防ぐため、1日に何回か靴を脱ぐ、オフィスではスリッパなどに履きかえる
- ストッキングや靴下は、吸湿速乾性の素材を選ぶ
- お風呂では足の指の間までていねいに洗い、角質もこまめにケアする
日々のケアをしていても、においが気になるようなら、最古のデオドラント剤と呼ばれる「ミョウバン(アルム石)」のちからを借りてみるという手もあります。
日本では、漬物の着色などに使われるミョウバンですが、じつは雑菌の繁殖や、汗を抑える作用もあるとか。
オススメは「ミョウバン水」。スーパーや薬局などで手にはいるミョウバン50gを1.5lのペットボトルに入れて、水で溶かしたものです。おでかけ前に足に塗ったり、帰宅後の靴やブーツにスプレーするといいそうです。
■いますぐお役立ち! 足のにおい対策グッズ3つもっと手軽に足のにおいケアをしたいときや、急きょお座敷にあがる予定ができたときなどに役立つアイテムもピックアップしました。
・デオナチュレ 足指さらさらクリームデオドラント、汗を抑える作用があるとされる「ミョウバン(アルム石)」由来成分を配合した、指でぬれるクリーム。朝使用するだけで、ベタつきやムレを抑えた“さらさら感”が長時間持続します。
・フットメジ 足用角質クリアハーブ石けん足のかたちがユニークな、植物由来のハーブ石けん。泡立ちたっぷりで、やさしく角質をケア。専用のネット、フックもセットになっています。
・デオエスト 消臭タイツ消臭下着やアイテムを扱うメーカー、デオエストのタイツ。つま先や足うら部分に消臭、抗菌機能を付加し、気になるにおいをカットします。冬でもあたたかい、110デニール。
ふだんのケアはもちろん、アイテムも上手に活用しながら、においの気にならない健やかな足をキープしましょう!
・デオナチュレ 足指さらさらクリーム・フットメジ 足用角質クリアハーブ石けん・デオエスト 消臭タイツ (コミヤ カホル)