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2年ぶりの味を求めて… ウェンディーズ復活1号店に長蛇の列

2011-12-27 12:54 eltha

 2009年末に日本から撤退した世界第3位のハンバーガーチェーン・ウェンディーズが27日、東京・青山に“復活1号店”をオープンさせ、表参道には復活を待ちわびたファンによる長い行列ができた。オープニングセレモニーには米国本社のダリル・ヴァン・リグテン国際社長や駐日米国大使のジョン・V・ルース氏も出席。米国発のウェンディーズが日本の外食産業に再び参入することに喜びの声を寄せた。

ウェンディーズ“復活1号店”が東京・青山にオープン 2年ぶりの味をいち早く味わいたいと、ウェンディーズ復活1号店前には長蛇の列が (C)ORICON DD inc.

ウェンディーズ“復活1号店”が東京・青山にオープン 2年ぶりの味をいち早く味わいたいと、ウェンディーズ復活1号店前には長蛇の列が (C)ORICON DD inc.

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 オープン前に行われた記者会見では再上陸にあたり広報大使に選ばれた“ウェンディーちゃん”も登場。行列の最前列にいたウェンディーちゃんのコスプレをした女性と交流を図ったり、正午のオープンとともに店内になだれ込む多数の来店客に記念品を渡すなどファンと“再上陸”を祝った。

 ウェンディーズの国内1号店は1980年、ダイエー子会社がフランチャイズ契約を結び銀座にオープン。ダイエーの経営危機に伴い2002年、すき家などを展開するゼンショー(現ゼンショーホールディングス)に移ったが、2009年にフランチャイズ契約が終了となり、以降日本からウェンディーズの看板は姿を消した。

 そのウェンディーズを再び日本に上陸させたヒガ・インダストリーズ社のアーネスト・エム・比嘉会長はドミノピザを日本で成功させ、日本に宅配ピザブームを巻き起こした人物。今回の“日本再上陸”にあたり「日本のマーケット、日本のコンシューマに合ったものを」と、米国式をそのまま導入していた従来のメニュー構成を見直し、近年米国で流行しているファストフードとレストランの中間にあたる“ファーストカジュアル”を導入。長年にわたり日本でも支持されていたメニューはそのままに、プレミアムバーガーを新たに展開し、他社との差別化を図る。

 “再上陸ウェンディーズ”の客単価は700〜800円を想定。四角いパティが特徴の『ウェンディーズバーガー』(480円)や『ベーコンデラックス』(530円)はダブルサイズ、ハーフサイズも用意。1980年から約30年に渡り人気だった『ウェンディーズチリ』(R290円・L390円)や『ベイクドポテト チリ&チーズ』(360円)も復活する。新たに用意されたプレミアムバーガーは『フォアグラ・ロッシーニ』(1280円)、『アボカド・わさび』(820円)、『トリュフ&ボルチーニ グリルチキン』(920円)、『ザ・チリ バーガー』(780円)の4種類。懐かしの味と新感覚バーガーで年間2億4000万円の売上を目指す。



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