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まだ暑いけど…「コンビニおでん」早くも店頭へ〜今年の各社の特徴は?

2012-08-19 10:00 eltha

 連日暑い日が続いているが、コンビニエンス各社は今年もこの時期から“冬の風物詩”ともいえる「おでん」の販売を順次開始している。近年はスープへの味付けや麺類のトッピングなどが人気を得ているが、2012年版も各社の個性が光るラインナップ。優しい香りと湯気を漂わせ、一足早く秋の訪れをアピールする。

コンビニ各社の店頭には今年も暑さ厳しい8月からおでんが登場。写真はセブン-イレブンの2012年版おでん

コンビニ各社の店頭には今年も暑さ厳しい8月からおでんが登場。写真はセブン-イレブンの2012年版おでん

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 2009年におでんのつゆと合わせるうどんを販売し、“麺トッピング”の先駆け的存在となったローソンが今年発売するのは、大麦・きび・黒米・あわ・アマランサスを使用した「焼きおにぎり」(税込105円、以下同)と「煮込みハンバーグ」(120円)。焼きおにぎりはそのまま食べてもいいが、おでんつゆに浸してほぐせばお茶漬けになり、ハンバーグはおでんつゆと組み合わせれば和風ハンバーグとして楽しむことができる。

 また、昨年「おでんそば」(120円)、「おでんうどん」(110円)、「おでんラーメン」(120円)の3種類の麺を販売して評判となったファミリーマートは今年、スープへの“チョイ足し”を充実。つゆの味を自由にカスタマイズできるよう、「キムチチゲスープ」「カレースープ」「コンソメ&ブラックペッパー」の3種類を取り揃えた。サークルKサンクスも昨年に続きしょうが味噌や梅みそ、ねぎたれ、柚子こしょうなど、地域別の薬味やつけたれを豊富に用意する。

 各社がさまざまな“新提案”を行う中、素材と風味にこだわり続けているのがセブン-イレブンだ。同社は従来の荒節に加えて枯節を使いブレンドし、つゆの風味を改良。新たに投入する具材もれんこんとくわいを使用した「野菜さつま」(100円)や「さんまつみれ」(105円)、「だし巻きたまご」(95円)などで王道を突き進んでいる。

 「前日よりも気温が下がると体感温度も低下し、温かい物を食べたくなると言われています」と言うローソンは毎年、日中と朝夕の気温差が開き始めるお盆時期からおでんを売り出し始めている。30度を超える暑さの中で過ごしていると気づきにくいが、少しずつ秋は近づいているようだ。



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