キャラクター自身が勝ち取る支持 サンリオキャラ大賞、“神3”陥落の理由は?
2015-07-05 10:20 eltha
◆実は安定の人気を誇っていた“神3”
とはいえ、今回のランキング結果は定番のキャラクターの人気が落ちてしまったわけではない。昨年は2ステージ制で競う新方式だったため比較対象にならないが、2013年の票数と比べてみると、ハローキティは13年が18万8697票だったのに対し今年は14万3342票に。マイメロディは17万9835票だったが今年は20万3883票、キキララは13年が11万6511票、今年は13万8926票を獲得している。
“神3”の得票数は13年と比べてもさほど差がなく、むしろ、マイメロディとキキララはデビュー40周年のお祝い効果もあってか票数が伸びている。15年は全体の票数が歴代最多(376万5250票)であったことを考慮すると、陥落の理由は「“神3”以外のキャラクターの人気が高まった」ことにあると言える。
今年は2位のシンガンクリムゾンズら、テレビアニメにもなった『SHOW BY ROCK!!』のキャラクターが初参戦。これまで同企画に投票してこなかった人たちも呼び込んだことが歴代最多数につながったことは間違いない。が、それ以外にも「キャラクター自身のプロモーション」により、サンリオキャラクター全体のファンが増えていることがうかがえる。
◆SNSでの「キャラクターの発言」でファン層が拡大
ひと昔前のキャラクター人気はグッズ等によるところが大きかったが、近年はSNSを活用した「キャラクター自身の発言」に注目が集まり情報が拡散され、ファンを獲得していく図式ができあがりつつある。公式Twitterアカウントを持っているキャラクターは多く、なかでもぐでたまはフォロワー数が約47万(2015年6月現在)で、同社キャラクターの中では断トツの1位。2位のマイメロディ(約26万)を大きく引き離す人気ぶりだ。KIRIMIちゃん.もフォロワー数は25万人で、Twitterスタートから1年半ほどで、マイメロディに迫るフォロワー数を有している。
キャラクターが日々生の声を発信し、その発言やファンの反響がさまざまなメディアで取り上げられて多数のファンを獲得していく。そんなイマドキの成長物語が、今回の結果につながったのかもしれない。