アニエスベー、本名で初監督 10月に日本公開
2015-07-09 15:17 eltha
アニエス氏初メガホン作品は、父親の虐待に耐え切れず家を飛び出した少女と、スコットランド人のトラック運転手が繰り広げるロードムービー。フランス・ボルドー地方付近を舞台に、フランス語と英語で言葉が通じない2 人の心の交流と奇妙な逃避行を描く。
10 年以上前に新聞で読んだという事件の記事をきっかけに、アニエス氏自身が脚本を執筆。ファッション界の一線で活躍している氏ならではの、ファッションや映像、音楽、豪華な参加陣も見どころで、主演のスコットランド人運転手は『ジダン/神が愛した男』の監督で現代美術家のダグラス・ゴードン氏。リトアニアの映画監督で作家のジョナス・メカス氏もゲストカメラマンとして参加しているほか、音楽はフランスのエレクトロポップ・デュオ、Air(エール)のジャン=ブノワ・ダンケルが担当。また、米オルタナティブ・ロック界の人気バンドであるソニック・ユースも未発表音源を提供している。
同作は2015年10月、渋谷アップリンクほかで全国順次公開。