本人もビックリ　草間彌生さんの等身大フィギュア

　芸術家・草間彌生さんの等身大フィギュアが、体験型アトラクション施設のマダム・タッソー東京（東京・港区）に登場。展示ブースの壁面や床には、草間さんのトレードマークとなっている赤と白の水玉柄が配置されているほか、赤いウィッグや衣装も用意。ポップ＆アートな空間＆フィギュアで、独特の世界観を楽しんで。

　絵画や彫刻だけではなく、ドレスやテキスタイルなども手がけて全米のデパートやブティックにて販売するなど多彩な活動で知られる草間さん。2012年にルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターであるマーク・ジェイコブスとのコラボレートは世界中から注目を集めた。

　今回の等身大フィギュアは、2014年に行われた草間さんの回顧展「Infinite Obsession」が美術専門誌『ザ・アート・ニュースペーパー』の調査で「同年もっとも来場者数を集めた企画」と評価されたり、“2014年最も人気なアーティスト”に選出されたことがきっかけ。長年世界中から評価されている草間さんの功績をたたえて制作されることになった。

　マダム・タッソーロンドンで半年かけて制作された力作で、草間さんの特徴であるヘアスタイルやポーズを本人そっくりに作り上げるために、全身250ヶ所以上を約3時間かけて計測。自身が作品になることについて草間さんは、「新しい体験ができました。とても刺激を受けましたし、光栄です」とコメントしている。

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2015-07-31