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夏のツケが一気に! 初秋の肌劣化はなぜ起こるの?

2015-08-30 14:20 eltha

 夏から秋に移り変わるこの時期、「肌がカサカサする」「シミや小じわが増えた」など、肌コンディションの悪化に嘆いている人も多いはず。季節の変わり目は肌トラブルが起こりやすいものだけど、夏の終わりに起こるソレは、ほかの季節と比べものにならないほどダメージを受けていることが…。その原因と対策について、アルティス代表の川崎和雅さんがレクチャー。

初秋に起こる肌トラブルの原因は? 対処法は?

初秋に起こる肌トラブルの原因は? 対処法は?

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  活性酸素は皮膚を支え弾力を保つ働きをしている真皮細胞にも影響を及ぼすため、紫外線を浴びて体内の活性酸素が増加すると肌の弾力が失われてシワの原因になることが。普段は日差しから肌を守っているメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)も、過剰な紫外線を浴びて増加した活性酸素に対処しきれなくなる事態に…。その結果、肌に皮膚沈着が起こってシミやそばかすができてしまうんだとか。

 初秋の肌劣化は、夏に受けた肌ダメージの表れであることが多いもの。川崎さんが特に重要なポイントとして挙げるのが「メラニン色素の皮膚沈着」と「活性酸素」。「紫外線を浴びることで、体内の酸素を酸化させる力を持つ“活性酸素”が大量に発生します。これにより皮膚がダメージを受け、炎症を起こして日焼けによる赤みや痛みが出てしまうのです」(川崎さん・以下同)。

 ほかにもクーラーによる乾燥のほか、暑さからくる皮脂の過剰分泌、汗による皮膚の水分量減少など、夏は肌にとって過酷な季節。そのツケが初秋に表れ、女性たちを悩ませているんだそう。

 対策について川崎さんは「何事も事前のケアに勝るものはありません」とキッパリ。とはいえ入念なアフターケアで挽回する方法も。「日焼けをしてしまった場合、とにかく炎症を抑えることが一番。自然由来の植物エキスである柑橘系や海藻類、ハーブや、ビタミンA、C、E、フラーレン、チオクト酸、プラチナなどの抗酸化物質などが入った基礎化粧品を積極的に摂ることが大切」。色素沈着解消は新陳代謝を上げることも大切なので、末梢部分の血行をスムーズにするマッサージや、半身浴などで身体を温めることもオススメとのこと。

 この時期の肌トラブルはやっかいだけれど、焼けた肌も夏の思い出のひとつ。秋の夜長は思い出を振り返りながら長めの入浴や入念なスキンケアをして、肌を優しく労わってあげて。

【PROFILE】 川崎 和雅さん(アルティス代表)

化粧品の開発・販売、雑誌などで活躍。2013年に自身初の著書『なりたいボディになる! 奇跡のKAWASAKIメソッド』を出版。独自の美容法“KAWASAKI WAY”が海外でも高い評価を受け注目を集める。現在は美容関連のプロディース、アカデミー開講をはじめ、定期的に海外での活動も行っている。



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