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矢沢心、不妊治療のつらさ明かす 1人泣いた日も「精神的につらかった」

2018-02-27 21:58 eltha

 女優の矢沢心(36)が27日、都内で『手おくれにならないための妊活セミナー』に参加。不妊治療のつらさから1人で泣いた日があることを明かした。

矢沢心 (C)ORICON NewS inc.

矢沢心 (C)ORICON NewS inc.

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 矢沢は元格闘家の夫・魔裟斗と共に4年に及ぶ不妊治療の末、2012年6月に長女、14年9月に次女を出産している。10代のころから「多嚢胞性卵巣症候群」と呼ばれる排卵障害を抱えていたという。妊活の最初は自身の体を知るところから始めた。「冷え性をまず治そうと思って冷たいものを飲むのをやめた。夏もアイスを食べなかった」と明かした。

 不妊治療の苦しさを問われると「不妊治療って終わりが見えないところが自分の中で精神的につらかった。肉体的なつらさは見えない。赤ちゃんを抱くために、痛い注射も我慢できるし、病院に通うのも頑張れる。そういうときに生理がきてしまうと肉体的より精神的苦痛の方が大きかったですね」と振り返った。

 そんな状況でも「赤ちゃんを抱くためにはくじけてられない」と心に誓いを立て前を向いた。「そういうときは、たくさん泣きましたね。泣く、楽しいことを探す、無になる時間を作る。離れられるものを見つけられれば、心にゆとりができるのかな」と対処法を語っていた。

 また、不妊治療開始当初は魔裟斗も協力的ではなかった。それが魔裟斗の知る病院に転院したことをきっかけに共に通うようになった。「すっごく安心した。1人じゃないんだって、すごく思いました」と、共に通院することだけでゆとりができたという。

 セミナー受講者の中に矢沢と魔裟斗の著書『夫婦で歩んだ不妊治療』を読んだことがきっかけで、夫が不妊治療に積極的になったことを明かす女性がいた。夫は魔裟斗ファンだったことを知ると矢沢は「ありがとう、魔裟斗さん!」とにっこり。波及効果があったことに思わず笑顔がこぼれていた。

 その女性は夫の前で泣くことで雰囲気が悪くなる悩みを抱えていたが、矢沢は「旦那さんの前で泣くのをこらえて、前向きに行く態度で示せるといいと思います」とアドバイス。「私は、そういうときは外で泣いてました。駐車場で車を止めて大泣きして、深呼吸してちょっと落ち着いて家の中に入る」と実践していた方法を口に。最後は「自分を追い詰めないように頑張ってください」とエールを送っていた。

 現在は子どもと騒がしい日々を過ごしている。受講者から子どもについて質問されると「主人は優しくて怒らない。私だって怒って嫌われたくないんですけど、すっごい怒ります(笑)。こんなにほしくて、すごくかわいい赤ちゃんだったのに大きくなると、いろいろある。毎日、怒ってます(笑)」とほっこりするエピソードを話しつつ「何をしても、かわいい。成長がうれしい。こんなに愛しいんだなと感じることができました」と子育ての楽しさを口にしていた。



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