おじいちゃんと孫の『音を立てずに鍋をそっと置くゲーム』に270万再生「愛が溢れてる」
2021-01-09 08:40 eltha
■ゲームの勝敗はなし、お互いが拍手で延々に褒め合い「当たり前の日常に反響があり驚き」
――このゲームの勝敗はいつもどのように決められていますか。
勝ち負けは特につけておらず、お互いが拍手で褒め合うのが延々と続きます(笑)。息子の気分次第で急に終わってしまいます。
――おじい様と息子さんのゲームをお母様はどのような思いでご覧になっていましたか。
また今日も全力で遊んでいるなと思ってみていました。日頃から「1才児相手に怒らないで」(まだ物事の判別が難しいため)と伝えているので、分かりやすく教えてくれているなと思いました。
――お兄様がSNS上で投稿した動画に270万再生、20万いいねを超える反響がありました。
私たち家族からすると日常の生活風景の一部なので、ここまで反響が大きくなったことに驚いています。じいじは、「もっと面白い事たくさんあるのに」と呟いていました(笑)。
――印象に残っているコメントがあれば教えてください。
「癒された」「ほっこりした」「帰りたくなった」といったコメントです。コロナ禍で距離があると気軽に帰省できない時期になってしまったので、兄や妹が参加する家族のグループラインにもっと日常動画を送ろうと思いました。
■おじいちゃんはおもちゃを買ってあげたくても我慢… “家にある物”で色んな遊びを発見
――普段おじい様と息子さんは何をして遊んでいますか。
お散歩へ行って公園で遊んだり、父がベランダ掃除している時には付いていき、横で水浸しになって遊んでいたり、父が窓拭きをしてる窓越しで父のパジャマで自分も真似して窓を拭いたりして遊んでいます。「すぐに何でも買い与えないで」(どうしても買いたくなったら要相談)と常日頃伝えているので、実家にはおもちゃはたくさんなく、家にあるもので遊んでいます。
――おじい様と息子さんはお互いにとって、どのような存在だと思われますか。
仲の良い友達のような存在だと思います。父と息子でお風呂に入るのがお互いの楽しみのようで、お風呂場からは、キャッキャと笑い声が聞こえてきたかと思えば、喧嘩して言い合いしている声も聞こえてきたりします(笑)。
――おじい様と息子さんのやり取りで、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
お風呂で、頭からお湯をかけられるのが苦手な息子に長々と説得して、了承を得た上でお湯をかけ、泣かずに最後まで楽しそうにお風呂に入っていた事です。「お湯かけるよ?」と声かけると、「イヤよぉーイヤイヤよぉー」と答えていた息子に、「顔にはかけないようにするから。すぐおわるから。綺麗にしたいから。こうやってこうやって後ろからかけるから。」と浴室から聞こえてきて、それだけ言ってもイヤイヤ言うなら泣いて嫌がって浴室から出て来ると思ったらニコニコして上がってきたので、普段お風呂担当のパパもびっくりしたのを覚えています。
――息子さんの性格を教えてください。
元気いっぱいでお調子者です。
――息子さんがはまっていることなどあれば教えてください。
実家へ行くと、じいじの部屋へ行き、自分の身長くらいの空のキャリーバッグをリビングまで押して家族からそれぞれ「まーた持ってきたの?今度はどこまで旅行いくつもり?」「あら。また旅行いってきたのね。おかえり〜」と話しかけてもらうことです。何が楽しいのかは分かりません。
――印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
来年お兄ちゃんになる予定で、数ヶ月前赤ちゃん返りをしたことがあり、「抱っこ抱っこ」の日がありました。母と、私で「今のてんてん(息子の愛称)は、赤ちゃんみたいだね〜」と会話をしていたところ、キッと私と母を睨みつけて、悔しいのか、抱っこから降りて大泣き。その時は何の声かけにも反応せず、ただただ息子は怒って泣き続けていました。たまたま会話にいなかった父が帰宅し、父には抱っこされながら、時々私と母をちらっとみてはプイっとし、父のもとで少しずつ機嫌を戻していきました。まだ会話もしっかり理解していないと思っていたので、傷付けてしまったと深く反省しました。少しずつ言葉も理解していて成長しているなぁと言動には気をつけよう思いました。
――子育てをされる上で、驚いたことがあれば教えてください。
教えていない言葉を知っていたり、最近少しずつ会話が通じるようになったことです。じぃじやばぁはもちろん、親戚や保育園など沢山の人に育ててもらっているんだなと感じます。今は時期的にいろいろと出かけられないので、落ち着いたらもっといろんな人や環境に触れさせてあげたいです。